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新潟柏崎市が情けないことをやって日本の恥を振りまいている。
トルコ文化村開園時にトルコから贈られた建国の父の銅像を売り払おうとし、それを知ったトルコ大使館から抗議を受けた、という。詳細は以下。 柏崎トルコ文化村:建国の父の銅像「売るな」 大使館抗議 倒産した新潟県柏崎市のテーマパーク「柏崎トルコ文化村」の跡地処分に伴い、柏崎市がトルコから贈られた「建国の父」のケマル・アタチュルク初代大統領(1881~1938年)の銅像(高さ5メートル)を一緒に県内の観光開発会社へ売却する方針を決定。同国大使館が不快感を表す文書を送っていたことが分かった。市民からも「外交的な非礼」と指摘する声が上がっている。 同文化村は96年、トルコを紹介する民間テーマパークとして開園。銅像もオープンに合わせて寄贈された。トルコの軍楽隊が訪れるなど本場の雰囲気で、当初は年間約30万人が訪れた。しかしメーンバンクの新潟中央銀行の破たんで01年に倒産。約5万2000平方メートルの敷地と建物は02年、柏崎市が整理回収機構(RCC)から取得した。運営を引き継いでいた地元企業も、新潟県中越地震の影響で昨年3月に解散した。 同市は今年1月に売却方針を決定。銅像も売却対象にした。これを知った同国大使館は1月31日、ソルマズ・ユナイドゥン大使名で「およそ(友好関係が深い)日本人らしからぬ慎重さに欠ける行為」と再考を求める文書を同市に送った。 会田洋市長は「友好関係を損なう意思はない」と話しているが、市民や市議からは「逆の立場だとしたら良い感情は抱かない」と疑問の声が上がっている。【根本太一】 いやはや全く情けないというか、この柏崎市長をはじめ取り巻きは正真正銘の馬鹿なのか? この銅像は建国の父である初代大統領の像で、開園の際に友好の証として正式に同国から寄贈されたものであり、いくら施設そのものが閉園に追い込まれたとしても、その扱いに慎重を期すべきなのはいうまでもない。子供でも分かるような理屈が市役所の人にはわからないのかねえ。 日本人にはあまり馴染みがないが、海外では銅像や勲章を贈るという行為は尊敬や友好の印として非常に重要なことなのだ。未だに海外に友邦国の少ない日本にとって、トルコは昔からホントに数少なく日本に憧れを抱いてくれてきた非常に重要な国だ。その起源は日露戦争に日本が勝利し、当時ロシアと常に戦争状態にあったトルコ国民が驚喜したことに遡る。連合艦隊を率いた東郷元帥の肖像が切手になったり、小学校の教科書にまで紹介されているらしい。そういう国の友好の証をこともあろうに売っぱらおうとするとは・・・東郷元帥も地下で泣いておるぞよ。市役所内に配置するとか、保管したりするだけでもどれだけマシか・・・ トルコ大使の「およそ(友好関係が深い)日本人らしからぬ慎重さに欠ける行為」とはなんとも慎み深いコメントではないか。これに対する市長の「友好関係を損なう意思はない」というコメントの、間の抜け方が桁外れだ。もうすでに大きく損なってますって、市長! 「いえいえ大使殿、おそらく柏崎市役所の面々は両国の友好の歴史など何も知らないし、慎重さのかけらもない連中なんですよ。全くお恥ずかしい限りです」、と外務大臣あたりが謝罪してもおかしくないくらいの話だと私は思うのだが・・・ ああ本当に情けない。 実は私はこの響きが大好きです! トルコの軍楽~オスマンの響き お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月25日 17時20分26秒
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