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カテゴリ:ワールドカップドイツ大会
やりました!アズーリが遂にやってくれました!!激闘の末ドイツを2-0で下して決勝進出!!グロッソの芸術的なシュートがゴール左隅に吸い込まれた瞬間、おさるは思わず「入った~」と絶叫してしまいました・・・
90分間で決着がつかず延長戦までもつれた試合は予想通り両者闘志むき出しの激突となった。ドイツは前の試合の疲れからか全体的に動きにキレがなく、またイタリアのカウンターを警戒してかなり守りに重点をおいてきたので、イタリアも攻めあぐねて時間を浪費した。 双方とも何回かの決定機があったが逃していた。さしものイタリアの堅守も後半は崩れかけたが、その都度GKブッフォンのファインセーブに救われていた。しかし延長に入ってからはイタリアのシュートが二度もポストに嫌われるシーンがあり、チャンスは確実にイタリア側に来ていた。 今回のイタリア代表の強さの特徴は、カテナチオと呼ばれる伝統の堅守プラス旺盛かつ破壊力のある攻撃力だ。しかも点取り屋一人に集中しているのではなく、トーニ、グロッソ、デルピエロ、トッティと皆が満遍なく点を取っている。いうなれば、「誰でも点を奪える」攻撃力の非常に高いチームといえる。 それと、最後まで絶対に諦めない精神力と体力。先取点を決めたグロッソは守備の選手なのに、あの延長後半もう体力が尽きかけた時間にあの位置まで上がっているのだ。これは並みの精神力ではない。 オーストラリア戦でも決着はロスタイムだった。しかしこれは決して偶然ではないと思う。ロスタイムはどの選手も皆苦しい。早く終わって欲しいとつい他人任せ、神頼みになる。日本チームの「悪しきお家芸」、ロスタイムの失点はこうした精神状態から生まれるのだ。イタリアチームはその空白になりがちな時間帯を絶妙なタイミングで突き、成功している。もちろんそのためにはロスタイムを含めて走りぬく精神力と体力がなくてはならない。 大会前に本気でイタリアの優勝を予言した評論家がどれほどいただろうか。しかし夢はあと一歩のところまで来た。昨夜の調子ならば、相手がフランスだろうがポルトガルだろうが全く関係ない。優勝あるのみ!頑張れイタリア!頑張れアズーリ!! Vince,Italia! ViVa ITALIA !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月05日 13時53分35秒
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