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![]() 深夜のTVで 「フライトパニック」というドラマを放送していた。コレラに近い致死率98パーセントの病気を感染した患者が搭乗していたために管制塔から(政府命令で)アフリカからの着陸許可が下りず、 機内で感染が広がりサバイバルをかけていくという内容。あまりにありえないと思った為、テレビを消してしまった。 が…。 今年 世界中でパニックが起こるようなインフルエンザが大流行しそうだという情報を入手した。まだマスコミでもほぼ報道されておらず、行政からも情報はさほどきていない。これまでの弱毒性インフルエンザとは全く違う 強毒性のインフルエンザ。 岡田晴恵さん著の パンデミック・フルー。 pandemic flu 『世界的に大流行するインフルエンザ』と訳す。 今年 世界で同時多発する可能性があるという。国連は、その死亡者数を1億5千万人と予想、発生は秒読み段階、とのこと。 ちょうど3年前のテレビ時代、鳥インフルエンザ取材班で 国立感染研究所や 東大の感染研究で 名を馳せる教授にインタビューも行った。 山のように殺された鳥の数々を映像に覚えがある人も多いと思う。 その際、研究者の教授は「鳥から直接人にはうつらない。が、鳥から豚、もしくは人に 何らかの『変異』が生じた場合、人への感染は考えられる」と言っていたのを覚えている。実際、この部分を 編集で使った。 2004年のその時、H5N1型鳥インフルエンザ と称していた。しかし、2006年で252人が感染、148人が死亡とされている。これは偶発的だが、人から人へと伝播するように変化、そして最後には、人から人へと爆発的に感染する「新型インフルエンザ」に変身するのだという。 更にこれに対しては世界中の誰もが免疫を持っておらず、これまでのワクチンも効かない。しかも空気感染するので このグローバル化した社会では 瞬く間に蔓延するのだと予測される。 国連やWHO、各国では対策が緊急に進めめられている。日本では厚労省等が372億円の予算を計上、対応策を講じ始めている。しかし、備蓄されたタミフル等は足りず、医療機関もパンクする恐れがあるという。 で こちらの本は、緊急事態に対して、行政と国民がそれぞれ最善の予防策をとると。そのうち個人でできうる限りの防衛をするためのハンドブック とある。 世界各地で蔓延している超強毒性のH5N1型鳥インフルエンザから新型インフルエンザが発生するのはほぼ確実と言われる中 正しい知識を持ち 一人一人の適切な予防の積み重ねが 家族を守り、さらに職場の同僚をも守り対策や予防の積み重ねが感染症の規模を小さくし 社会全体を守ることに繋がると 『はじめに』項に記されている。 正しいインフルエンザの知識、出現のメカニズム、渡り鳥に便乗しながら 人の住む地域にやってくる仕組み、ウィルスが変異するまで そして 最悪のシナリオとして 社会機能の崩壊… また、第一次世界大戦を終わらせたといわれる『スペインかぜ』(死者数:第一次世界大戦の全戦没者100万人の数倍)についても記されている。 備蓄や予防など 基本的な策は整えておきましょう また もしも読まれたジャ―ナリストさんがいらしたら 正しい知識を報道してください。 一人でも 多くの 命が助かるように 生命優先の報道をと願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.05 23:48:07
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