テーマ:ワイン大好き!(30321)
カテゴリ:オーストラリアワイン
リースリング会のワイン、3本目はオーストラリアのワインです。ピーター・レーマン リザーヴ・リースリング01。ピーター・レーマンといえばオーストラリアを代表する生産者で、オーストラリア最大の生産地。バロッサヴァレーの中心的存在です。1979年、葡萄の過剰供給により危機に立たされた農家たちを救うべく、買い葡萄によるワイン醸造を始めたのだそうです。中でもシラーズに関しては特に有名ですが、本ワインも隠れた人気アイテムなんだとか。 価格は、写真のお店で3980円。 色は薄い黄金といったところ。熟成のニュアンスはありますがそこまで強く出てもいませんね。 香りは非常に印象的なもので、まろやかさのあるクリームないし木のようなニュアンスが感じられました。また、やはりというべきかユーカリ的な雰囲気もあります。また、オレンジないしオレンジの花のような甘めな風味も。その他は、リースリングらしい黄桃や蜜、ミネラル(塩気多めでした)、リンゴ、少しのグレープフルーツっぽさやライムっぽさといった風味が感じられました。 味わいは、こちらも「オーストラリア」から連想するようなジューシーな果実味はなく、やや重めの酸とかなりしっかりした、塩気を感じるミネラル感が主体で、まさに辛口リースリングといった感じです。果実味もゼロというわけではありませんが、あくまでミネラルと酸の後ろにいます。ボディはミディアム。滑らかで丸いです。 会でお出しいただいたお料理では、お造りのタイミングで飲みましたが、喧嘩はしないもののシナジーを形成、とまではいきませんでした。むしろ、添えてある山葵のほうがよりいい相性だったかも^^;また、お造りの後のレンコンを使った揚げだしともよさげ。 そんなわけで、香草など青い香りのあるものとの相性はなかなか良さそうです。チキンや白身魚の香草焼き、あるいはアジア料理などとも試してみたいところです。 明らかに他と違う香りに参加者の皆さんも驚かれていました。ユーカリっぽい風味はオーストラリア独特ですよね。特徴の差が出て、飲み比べを盛り上げてくれました(^-^) 完成度自体も決して低くなく、値段的にも、今回のようにちょっといいお食事にあわせて楽しめるワインだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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