2200858 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワインヲタ入門生のチラシの裏

ワインヲタ入門生のチラシの裏

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016年11月08日
XML
  • KIMG1603.JPG

今回も先日の中華とリースリングの会のワインです。2本目はオーストラリアです。
リザーヴ・バロッサ・リースリング2013。生産者はジェイコブス・クリークです。オーストラリア開拓の歴史と共に始まったともいえるワイナリーで、ドイツ系移民のヨハン・グランプがオーストラリアに到着したのが1837年。その10年後に、バロッサ・ヴァレーのジェイコブス・クリークにブドウ畑を開墾、1850年にファーストリリースを迎えたそうです。現在は、オーストラリア南東部各地のブドウを使用、畑では最新技術を導入し、品質の向上に努めるほか、苗木の栽培もおこなっており、その技術をオーストラリアのワイン造りへ還元しています。
価格は、1600円前後程度でしょうか。

は薄い黄色。淡い、とまでは行かずそれなりに色の印象はあります。

香りにはやはりオーストラリアワインというべきか、ユーカリの葉?的な雰囲気が。ビワや柿の葉など、固く緑の濃い木の葉のニュアンスとでもいうべきでしょうか。タイムやローズマリーのドライハーブといった要素もありますが、それらとはちょっと違うものがあったように思います。その他の要素としては、やはりグレープフルーツやリンゴ、洋ナシといったフルーツ感がやはりよく出ます。軽くジャスミンっぽさもあったでしょうか。

味わいはキッチリドライ。果実味は繊細で、強さを感じる酸が味わいの主体となっています。旨みも感じられました。ボディはライトですが、ミネラル感や骨格を感じる質感で、しなやかながらもやや硬質な雰囲気も感じられました。

会では、スープや蒸し餃子の辺りで飲みました。
スープとの相性も悪くありませんが、ドライな分スープの量感や塩分との対比による旨みの協調という点で、大森リースリング程のマリアージュとはいかなかったかなと。
一方、蒸し餃子に対しては、どれとも好相性で、特にエビ餃子とは、エビのプリプリ感に対してワインの骨格のあるボディ感がよく合いますし、ワインの旨みと海老の旨みの相性も良好でした。また、肉の餡のものに対しても中々よく、脂感のある肉の旨みに対し、ワインの硬質感とドライさがいいアクセントになり旨みを引きだしてくれる感じでした。

しっかりした酸が軸の辛口の味わい、オイリーさやハチミツといった香りよりもハーブ感などが強いと、よくある旧世界のリースリングとは、やはり雰囲気の大分違うワインだったかなと。勿論、オーストラリアでもそういう旧世界的なリースリングもあるのでしょうが、こういった辛口リースリングの傾向は、割とオーストラリアらしい部分なのかなとも思っていたりします。


こちらのお店は1500円を切っているという事で、かなりコスパ高しです。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年11月09日 10時24分16秒
コメント(0) | コメントを書く
[オーストラリアワイン] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ぱんだしゅりけん

ぱんだしゅりけん

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

お気に入りブログ

今朝は晴れ。 New! HABANDさん

【逆流性食道炎】タ… New! shuz1127さん

ビヨー・シモン / 20… hirozeauxさん

食堂light ミユウミリウさん

2024年自宅で新年ワ… busuka-sanさん

サッカー好き(現役プ… Echezeaux14さん

コメント新着

ぱんだしゅりけん@ Re[1]:2023年、この1本!(12/31) kaoritalyさんへ 今頃気づいてしまい申し…
kaoritaly@ Re:2023年、この1本!(12/31) コノスルはよくできたワインですよね♪
ぱんだしゅりけん@ Re[1]:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) shinakunさんへ ご無沙汰しております。ま…
shinakun@ Re:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) ぱんださん、こんばんは! お元気そうで何…

フリーページ

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.