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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年04月25日
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まだまだ続くカーヴ・ド・テールさんのオーストリーワインディナーのワイン、今回はブラウフレンキッシュを使っていないものになります。
オマージュ・ハイドン。生産者は1種類目の泡と同じエスターハージーです。歴史ある貴族であるエスターハージー家では、その昔音楽家ハイドンが住み込みで宮廷楽師をしていたのですが、エスターハージーのワインがお気に入りだった彼は、給料の一部をワインで受け取っていたのだとか。2009年がハイドン没後200年だったそうで、それを記念して造られたのがこのオマージュ・ハイドンです。なお、エスターハージーでは、その2009年からラ・モンドットやパヴィ・マカンなどを手掛けるステファン・ドゥルノンクール氏にコンサルを依頼しています。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが半々とまさにボルドー系。価格は、写真のお店では2138円です。

はやや赤みが強いものの、しっかり赤黒いです。

香りはビターチョコやカラメル、それに黒コショウといった色の黒いニュアンスが良く出ていますし、フルーティさにしても、黒ベリーやブルーベリー、軽いプラムやプルーン、ダークチェリー等、やはり色の濃いものが感じられました。加えて、ナッツや生クリームっぽさ、乾燥タイムやローズマリーなどのハーブの要素も感じられましたし、時間と共にメルローらしいフルーツケーキ感も出てきたでしょうか。

味わいは、色合いや香りに似合った果実味のインパクトがしっかりあるものでした。しかし、そこに乳酸駅の酸がじわじわと広がって来て、トータルでは果実味重視ながらもバランスを失しないものとなっています。タンニンもアクセント的に。そこまで弱くはありませんが、渋い!というようなものでもありません。ボディはまろやか柔らかなミディアムです。ただ、輪郭は感じますね。

会では、前菜とパスタの間のミニコンサートのタイミングでという感じでしたが、テリーヌをゆっくり食べていたので合わせることが出来ましたし、ワインもゆっくり飲んだのでパスタとも合わせられました。
テリーヌとの相性は、ショプロンほどではありませんが、肉の旨みや塩気、香りに、ワインの果実味や黒いニュアンスがソース的に合わせられるといった感じ。
パスタは、トマトの酸が結構感じられる、フレッシュですらあるような味わいでしたので、このワインの黒さにはちょっと負け気味だったでしょうか。

落ち着きやバランスはありますが、基本しっかりしたワインです。このワインは結構肉ワインかもしれません。牛肉など赤身肉の茶色い煮込みなんかにも良さそうですし、ローストビーフやステーキなどとも良さそうです。
丁度、オーストリーでもグーラッシュなどを食べますので、その辺と合わせて楽しいのではないかなと。

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最終更新日  2017年04月25日 22時40分04秒
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