☆佐野 洋子さん☆
妹が貸してくれた FIGAROの2月号を読んで、驚きました。作家の佐野 洋子さんが、昨年の10月に亡くなっていらっしゃったのですね。。。 私、ちょうど佐野さんの下記の著書を、 紹介しようと思っていたのです。 その赤裸々で ぶっ飛んだ内容に、今年?の冬、切ないんだけど 笑わせてもらったので。 役にたたない日々 (朝日文庫) (文庫) / 佐野洋子 あの有名な大人も読む絵本、「100万回生きた猫」は、知っていましたが内容までは、覚えておらず佐野さんに対して、てっきり何とな~くお洒落なイメージだけが 残っていました。 でも、そんなちっぽけな私の推測を、根こそぎくつがえす様なお話ばかり。 佐野さんは、長い間うつ病を煩っていらっしゃいましたがポン(がん)の告知のお陰で、余命がわかりうつ病が治ってしまったのです。 誰もが辿るプロセスではないけれど死の受容のプロセスの一つに(エリザベス・キューブラー=ロス著 『死ぬ瞬間』より)否認→怒り→取引→抑うつ→受容が、あります。 佐野さんの場合、一気に受容まで行ってしまわれたのですね。。。 凄い方だな、と思いました。 一方で、期限の無い痛みや苦しみは、耐え難いものがあるので私も、一人友人を亡くしています。佐野さんの気持ちも、少しはわかる気がします。 「期限」が生まれることで、救われるのでしょうね。ただ同じ様な立場に立った時、どう思い行動するかは また別だと思います。 私のブログも、良いとこだけかいつまんで、書いているのでもしかしたら幻想を持たれてる方、いらっしゃるかも知れません。(スミマセン) でもあからさまに書いたら、文章力は別としてきっと佐野さんの様な内容になるでしょう。 そういう意味で、「生きる」って こういうことだよな。。。て、再確認させてくれる本でした。 佐野さんと一見、対象的な生き方をしてらっしゃるのが、森のイスキアの佐藤 初女さん。(本を読んだだけでは、一部しかわかりませんが。。。) 送料無料!ポイント2倍!!【書籍】いのちの森の台所 以前ガールスカウトの本を、妹に見せたら、 そこに初女さんが載っていらっしゃったので たぶんそのつながりで 貸してくれたのだと思います。 自分の体を大切にすること。 他人への奉仕。 信仰・・・等 佐野さんの本の内容とは違い、 きちっとした感じの本ですが 私の中では、人生の大先輩として 初女さんの生き方も、佐野さんの生き方も 心の深いところに届く(何て表現したらいいんだろう)、と言う点では 同等に、位置するかな。。。 誰が何と言おうと、その人の人生ですからね。。。 最後に、FIGAROに特集された佐野さんの本達。。。全て読みたいなぁと思ったら、妹も同じこと考えていました。(爆) 姉妹だなぁ。。。(笑)