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テーマ:アニメあれこれ(26163)
カテゴリ:DVD
エクスマキナ APPLESEED SAGA スタンダード・エディション 限定版はこちら エクスマキナ APPLESEED SAGA 〈プレミアム・エディション〉(DVD) ◆20%OFF! 「APPLESEED」新作アニメに関しては(★) 2009年にTVシリーズ始動等、"APPLESEED SAGA"として色々と展開するようなので期待してます(キャラクターデザインは美樹本晴彦らしい)。 今回の「エクスマキナ」、画質の面ではフルCGで、前作のようなトゥーンシェードでないのでセルアニメファンとしては少しガッカリさせられるものがありますが、「オリュンポス」=「ユートピアに非ず」と明確に否定している点で物語(SAGA)は大きく展開したと思います。前作が「人の原罪」に焦点を絞ったのであれば、今作は「失われた楽園(失楽園)」を取り戻す希望を描いたといったところでしょうか。 ネタバレしない程度に紹介します。 士郎正宗が攻殻機動隊でチラッと見せたものに「国家や民族のなくなる情報化の極限では紛争もなくなる」と云うものがありますが、32ヵ国482基の衛星の管理をオリュンポスに統合してしまったが為に逆に戦争状態が発生し、異常電波の発信源が平和の象徴である「鳩」なのは随分な皮肉ですね。また「情報の共有手段」としてのconnexusが暴動を生み出す「洗脳装置」として作用してしまいます。 またHalconの理想は「個体差」を争いの元と見做している処から来ており、同時に「感情を抑制されたバイオロイド」と「ヒトの感情の不安定さ」が対照的です。 Tereusはギリシャ神話のオリュンポス十二神ですね。 Halcon, Kestner, Xanderの提示する「争いのない世界」を 「心ってもんはねぇ…他人から一つにしてもらうモノじゃないのよ!」 と拒絶するデュナンの言葉は印象的です。 デュナン・テレウス・ブリアレオスがHalconの中枢に侵入し、Xanderと対峙し、その巨大構造物が崩壊する一連のシーンは圧巻です。加速中のランドメイトを乗り捨てる演出は「バブルガム・クライシス」(旧作)を彷彿とさせますね。 しかしその為の装備は軍需産業体であるポセイドンから与えられた物であり、「ユートピア」の実現が遠い、あるいは非現実的であることを示唆していると思います。 ただ、映画そのものはある種の「希望」を描いています。 ヒトとバイオロイドとサイボーグの示した希望でしょうか。 「世界が終わっても…お前を守ってみせる」 特典は士郎正宗描き下ろしポストカードです。 その他の仕様としてはピクチャーディスク、16:9のビスタサイズ、音声は日本語5.1・日本語2ch・日本語2.1コメンタリーの3つ、字幕は英語字幕のみです。 映像特典は特報・予告・TVスポット3種です。 ドルビー5.1の音響は前作より向上してます。 原作漫画 透明ブックカバーはこのサイズ 透明ブックカバー☆A5版用ブックカバー(5pack)☆ 商品の保護に最適! 透明DVDケースカバー10枚入り2パックセット
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最終更新日
Mar 14, 2008 04:51:04 PM
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