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2008.01.23
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カテゴリ:書籍・雑誌
 最近、ヒデキとモリーに夢中の日々を送っている。
 ヒデキといっても「ロ~ラマイク」の秀樹じゃなくて、「ひとォ~つッ!」の英樹、高橋英樹さんである。毎朝晩時代劇チャンネルで再放送されている脱力時代劇「ぶらり信兵衛 道場破り」を見ることだけが、今の私の生きがいと言ってもいいくらい。ヒデキと、彼を取り巻く長屋住人の呑気っぷりっときたら!
 そして、モリーとは風間杜夫さんに他ならない。モリーの魅力については既に何度か語ってきたので(「白虎隊」や「蒲田行進曲」参照)、ここでは割愛。

 その「白虎隊」を先日録画し、今も流しているのだが、森繁久彌(以下モリシゲ)さんを見ていると、つい故・ナンシー関さんを思い出してしまう。
 偉大なる消しゴム版画家にして紛うことなき天才コラムニストであったナンシーさんは生前、モリシゲさんの動向(ボケっぷり)を気にされていた。ナンシーさん、モリシゲはまだ生きてます(たぶん)。
 …と、これは既にリリー・フランキーさんが、ナンシーさんとの対談集「小さなスナック」の文庫版あとがきで報告済だったっけ。この本の最後のリリーさんの追悼文が、また泣けてくる(T T) リリーさんの「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」は読んだことも(ドラマや映画を)見たこともないが、あの追悼文を読んだだけでどれほどこの人の文章が胸を打つかは容易に想像がつく。

 TVはあまり見ないが、ナンシーさんのテレビ批評は大好きだった。“もう、頼むからどうにかしてくれよ!”とか“何じゃ、コレ?”と思っていたCM(ダヴコカ・コーラ等)やブラウン管の中の人達について、ナンシーさんは実に的確に衝いてくれた。読みながら何度膝を打ったことだろう。彼女ほど共感出来、ちょっと考えさせる文章を綴る人はいないと思う、ナンシーさんの前にも後にも。
 勿論消しゴム版画も同様。「日本の名工100人」に選ばれるのが夢、と生前冗談で語っていたナンシーさんだが、彼女の消しゴム版画は本当に芸術的だった。もっと評価されるべきではなかろうか?

 「この老いぼれより先に…」
 TVで芸能人の葬式等があるたびにモリシゲさんの姿を見かけたものだが、近頃はとんと見なくなってしまった。私がワイドショーを見なくなっただけかもしれないけど。モリシゲ、生きていれば(生きてるがな!)御年94歳。ナンシーさんの分までどうか長生きして下さいm(_ _)m
 嗚呼ナンシーさん、あなたは唯一無比の天才でした。

 ノート 本日のおすすめ書籍

 ・「ナンシー関の記憶スケッチアカデミー I・II
 老若男女が記憶を頼りに描いた絵(記憶スケッチ)の間抜けっぷりと、ナンシーさんの絶評にスマイル
 ・「信仰の現場 ~すっとこどっこいにヨロシク~
 矢沢永吉のライヴ会場など、すっとこどっこいな現場をナンシーさんがレポート
 ・「ナンシー関 大コラム テレビ 芸能人編
 単行本9冊から傑作をセレクトした驚天動地のコラム146連発。ナンシーさん、最高ッすグッド

 テレビ 本日のひまつぶし

 ・リリーさんが故・ナンシーさん宅を訪問した「さようならの風景」→こちら いと悲し…涙ぽろり





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Last updated  2008.01.23 14:35:24
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