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2013.08.31
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 昨日8月30日、IBMロックアウト解雇者の家族会が開かれました。

 6時半からでしたので、私の足を考え、4時半ころ家を息子と一緒に出ました。

 場所は赤坂のJMIU日本IBM支部事務所。6時10分に着きましたが、もう3人ほど見えていました。

 昨年の退職強要の裁判の原告2名(書記長を含む)、と、ロックアウト解雇者6名と家族3名(妻2名と母1名)の11名が参加しました。母というのが私です。

 やはり家族が不安であっては戦いにならないので、集まって、本音を語り合い、少しでも不安を取り除いてもらいたい、というのが、今日の趣旨でした。

 テーブルには寿司やサンドウィッチ天ぷらなどのお惣菜と缶ビールやお茶など飲み物が並んでいました。

 自己紹介をしながら、心境を話し合いました。やはり奥さんたちは将来のことを考えると不安で仕方がない、と訴えました。

 私は一番年配ですから、28日に出された都労委の不当労働行為の認定は嬉しいもので、勝ち目はまだまだあると話し、他の奥さんたちを励ましたつもりです。

 裁判に踏み切る時奥さんを十分説得できないので、大岡委員長に話してもらっていたことを初めて知りました。

 私のように仕事に就いて、安保闘争や、勤評闘争を戦ってきたものとは違って、恐らく組合のクの字も知らない人にとっては、解雇された夫を支えていくのは容易なことではないと思いました。本当に苦労なことです。

 隣に座った奥さんに、よく踏み切れましたね。と声をかけたら、「ええ、でもまだ不安で・・・」とうつむいていました。パートをしているとのこと。経済的な不安が大きいようです。

 大岡委員長は「支える会」をつくり年1口1000円以上の会費を払う会員を募っていること、これを全国に広めたい、と話しました。家族を支える資金にしたいと。

 大岡委員長の話によると、いまリストラ部屋が問題になっているが、IBMは2001年から始められている。仕事を与えられず、第1スペシャルプロジェクトと称して1部屋に集められ、20~30人くらいいた。それがどんどん増えて、第2スペシャルプロジェクトにまた40人くらい入れられ、合計70人くらいになった。という話には驚きました。なんでもIBMは先取りしているのです。

 でもいま会社は焦っているとの見方をしていました。28日、都労委から不当労働行為だと認定されたのにも関わらず、それに従わず、中労委に再審査を申し立てるか、地裁に提訴することを考えていることがわかったそうです。

 そして一方社内の全従業員に対し、都労委の命令に従わないことをメールで通知し、顧客など外部の問い合わせに一切コメントしないように、かん口令を敷いています。

 そしてその文書の中で、ここが大いに矛盾していると思うのですが、「解雇予告通知を行う場合、事前に団体交渉を行うべきという組合の要求を却下しました」と、命令文を捻じ曲げ、あたかも会社のやっていることが正しいと認められたかのように書いているのです。

 会社の言うには今回の事例については不当労働行為だと認定されたが、今後は、「事前に団体交渉に応じるべきという労働組合の要求は却下されました」といっているのです。どこにそんな命令があるのでしょうか?

 都労委の命令書は合理的な理由があるときは別として「可能な限り、自主退職期限までに組合との団体交渉に応じるのは当然のこと」と述べています。

 また「(団交拒否の)このような行為を繰り返さない」と誓った文書を掲示するよう命令しているのです。

 これはかなり厳しい会社側に対する命令だと思います。それなのに会社は自分の都合のいいように命令を解釈し、社内にメールで触れ回っているのだ、ということがみんなから出され、明らかになりました。

 大岡委員長も会社は焦っている、と言ってました。今頃は抗議のFAXが山になっているでしょうと。

 大いに会社を慌てさせ、こちらの正当性を認めさせ、解雇撤回まで追い詰めたいですね。

 JMIU日本IBMのロックアウト解雇決起集会の成功、新聞のIBM攻撃など、世論の力によって、今、日本IBMを追い詰めていると、感じました。

 参加した奥さんたちもこの会に出て良かった、勇気づけられた、との感想を述べていました。

 S書記長から、今日は第1回目の家族会でしたが、これからも続けていきたい、団結して頑張りましょう、と閉会の挨拶があり、お互い力をもらって、帰途につきました。

 






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Last updated  2013.09.01 14:39:06
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