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Dec 26, 2010
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カテゴリ:美術館・画廊メモ
Ryo_Sehata5.jpg

おすましミニチュアダックスフント。どんな材料で作ったか、わかりますか?
つややかな表面をみると、蝋(ろう)で作ったみたいですが。

Ryo_Sehata3.jpg

愛嬌のあるゴリラです。

瀬畑 亮(せはた・りょう)さんの 「セロテープアート」。
なんと材料は、これ。セロハンテープです。

Ryo_Sehata8.jpg

瀬畑さんは子供のころからセロテープで造形する楽しさにはまって、ついに新たなジャンルを開いてしまった。

セロテープメーカーのニチバンの協賛も得て、普通のセロテープよりも薄い素材で作られた特注品を使っています。透明色と、青、黄、赤、白、黒。
素材が薄いので、1層だけだととても淡い色です。だから混色も自在なのです。

Ryo_Sehata4.jpg

気負いありげな兎です。耳と鼻の桃色がいい色でしょ。

セロテープアートのことは、日本経済新聞の文化面で読んだことがありました。
だから、銀座一丁目の Oギャラリー から個展開催の案内をもらったとき
「おぉ! 実物が見られるぞ」
と、わくわく。
画廊に行ったら、実物はもちろん、作者の瀬畑 亮さんとお父さまにもお会いできました。

「ブログで紹介していただけるなら、写真を撮ってもいいですよ。ちょっと触ってみますか」
と、ゴリラ君をひょいと持ち上げてぼくに渡してくれたのでした。

瀬畑さんは、造形だけでなく絵画表現にも挑んでいます。薄い色つきセロテープを貼り重ねて混色し、透明感・奥行き感のある絵に仕上げます。
ジャンルを題して 「セロ版画」。「セロハン+画」 を 「セロ+版画」 と語呂合わせ。

Ryo_Sehata6.jpg

写真の下列が、セロテープを貼り重ねて作ったオリジナル。

上列の作品は、オリジナルをコピープリントしたものに透明なセロテープを貼り重ねて、質感をオリジナルに限りなく近づけたもの。
透明感・奥行き感までオリジナルを再現しています。

Ryo_Sehata7.jpg

セロ版画でつくった立方体を組み合わせたオブジェ。
題して 「セロキューブ」。画廊の床に据えてモーターで回転させています。

未来のいろんな可能性が見える個展です。
銀座一丁目4-9 の Oギャラリー で12月28日まで。
(27日は午後8時まで、28日は午後5時まで。)





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最終更新日  Dec 26, 2010 11:53:32 PM
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 「産経抄」 がセロテープアート展のことを書いてくれた   Izumi Yukio さん
個展最終日の12月28日に、産経新聞のコラム 「産経抄」 が取り上げてくれた。昼休みにOギャラリーへ行ったら、オーナーの大野博子さんがファックス電話の子機を手に
「きょうは朝から電話が鳴りっぱなしです」
とうれしそうだった。

作家の瀬畑亮さんが奥から出てきて
「ブログ、見ました。お忙しい中、書いてくださって、ほんとにありがとうございました」
と丁寧に挨拶してくれた。

「産経抄」 は、こんな内容だった:

≪かわいらしい犬や猫から、重さ50キロを超える抽象彫刻のような作品まである。驚いたことに素材はすべて、テープメーカー大手「ニチバン」の製品「セロテープ」だという。

きょうまで銀座のOギャラリー (03-3567-7772) で開かれている 「セロテープアート展」 をのぞいてきた。

作者の瀬畑亮さん(36)が、誰も思いついたことがなかったアートに目覚めたのは、6歳のときだ。工作が好きで、セロハンテープを使っているうちに、テープだけでアニメのキャラクターなどを作るようになった。

あまりの熱中ぶりを心配した母親が、ある日段ボール箱1杯分ものテープを買ってきた。さすがに飽きるだろうと期待したのだが、瀬畑少年は、またたくまに使い切る。

小学校と中学校は、登校できず、家で作品づくりに没頭する。周囲は心の病を心配して、病院通いもした。

「でも母は、息子は大丈夫だと信じてくれた。今あるのは母のおかげ」
と瀬畑さんは話す。

(中略)

きのうの小紙コラムで、梅田望夫さんが、「元気で勇気を持った若者たちへの投資」 を呼びかけていた。大賛成だ。

子供の未来をどこまでも信じる母親の視点も必要だと、付け加えたい。≫ (Dec 31, 2010 12:49:33 PM)

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