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2005年12月29日
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図書館の本日の返却図書にあって手に取った。

ようちゃん2号、題名になんかピンと来たというか、最初は違和感に近かったかもしれない。

「あなたが加害者の親にならないために」「あなたの子どもが被害者にならないために」「自分を加害者の親にしないために」…。

なんか後ろ向きのような前向きなような、ようわからん題名かも…って思ったかな?

ぱらっと読んで、「これは読むべし」と思った。

この本は1999年4月に出版された『「少年A」この子を生んで……』から見てとれる、酒鬼薔薇聖斗を生み育てた家族についての精神分析というのか構造というかな?そういうものについて書いてある。

辛らつで、ここまで書いて大丈夫なのか?って思っちゃった。

でも、読み終えて書かざるをえなかったということが充分わかった。

っていうか、『「少年A」この子を生んで……』も、このあとに借りて読んだ上でのことなんだけれどね。

以下↓引用。
-----------------------------------
 世間は、この猟奇的な事件を「少年A」の特殊性の問題に帰着させようとしました。個人の特殊性の問題にしてしまうことで、自分はその問題と縁を切ることができるからです。自分が安心を得るための防衛本能と言ってよいかもしれません。
 では、赤ちゃんがそのような特殊性を持って生まれてきたのでしょうか?

 また、酒鬼薔薇事件の後、私たちの社会は安心を取り戻すために、刑罰の強化に向かったり、学校教育に問題を求めたりということもしました。しかしながら、それらの対策が的を得ていないことは、この七年間の状況を見ても明らかです。「二度とこういう被害者を出さないでほしい」そう叫び続けながら、最近の「小六女児殺害事件」にいたるまで加害者も被害者も現れ続けています。そのたびになされる精神鑑定は、事件を個人の特殊性の問題にしてしまうための
お墨付きのような気さえします。
(中略)
 私たちは、家族がおかしくなっていることに気づき始めています。しかし、事件のたびになされるテレビでの議論を見ても、家族の問題を捉える基本的な視座がないために有効な議論になりえずバラバラのままに終わってしまっています。

-----------------------------------
以上↑引用。

「個人の特殊性の問題にしてしまうことで、自分はその問題と縁を切」りたい欲求は自分にもあるし「家族の問題を捉える基本的な視座を持っていない」っていうことは、その通りだと思うのね。

んで、「自分のところは大丈夫。なぜならば…」という一家言を持っている親であるほど、その親を持つ子どもは危ういっていうことになるかもしれない。

特に、『「少年A」この子を生んで……』を読んで、ほぼどこにでもあるような普通の家庭だと思ったという人には、是非この本を読んで欲しいな。

昨日分の日記に通底することもあるような気がする。

そして、それはようちゃん2号がこのごろ気になっている、支配・被支配ともつながっている。(…かな?)

少しだけ引用して終わる。

引用↓以下。
-----------------------------------
 四月二十五日、JR福知山線で列車事故が発生しました。被害者のご遺族の様子をテレビで見るたびに涙が溢れました。そして、残念ながらここにも少年Aが追い込まれたものとまったく同じ構造があると思いました。ケリをつけるための謝罪。Aが殺人にいたる遠因と同様、安全よりも上にタブーを置いたこと。Aがディスカウントされたのと同様、罰する自己否定の教育で個人を追いつめたこと。「日勤教育」と称されるもののダブルバインドの構造、等々。本書で見た支配と被支配の構造がありました。
-----------------------------------
以上↑引用。

ここにはこれ以上付け足さず、書くとしたら日を改めて書いていくつもり…。

そうするのは、ちょっと自分にとって重たい感じがするからなんだよ。





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最終更新日  2005年12月29日 03時00分06秒
コメント(11) | コメントを書く
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 Re:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   Ryoooo さん
これ未読ですけど、
多分「あなたの」ってところがキモなんだと思ってる。
あらゆる問題の出発点が、
ウチ/ヨソとか、こっち/あっちとかのボーダーラインの引き方。

命だ愛だ受容だ優しさだ等と何だかんだ言ってても
どこかにこのラインを引いた瞬間に何もかもが「ウソ」に・・・。


(2005年12月29日 08時21分25秒)

 Re[1]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   ようちゃん2号 さん
Ryooooさん おはようございます
 
>これ未読ですけど、
>多分「あなたの」ってところがキモなんだと思ってる。
>あらゆる問題の出発点が、
>ウチ/ヨソとか、こっち/あっちとかのボーダーラインの引き方。

>命だ愛だ受容だ優しさだ等と何だかんだ言ってても
>どこかにこのラインを引いた瞬間に何もかもが「ウソ」に・・・。
-----
Ryooooさん ちょっとむずかしくてわからないです。
赤ちゃんの成長過程には、自我の発生があるでしょう?
これもラインを引くことになるのかな?
それか、このはからずも引いてしまったラインを外していくのが成長というか進化ということになる?

えーと、Ryooooさんにこの本、読んでみて欲しいな。 (2005年12月29日 10時37分17秒)

 Re:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   . だりあ . さん
こんばんは♪

家族が三人だとして、意見が二対一になったとき、少数派の考え方の方が間違ってるという結論になっちゃうときがあるよね。その「二」の方が両親で、「一」の方が子どもだとすると、それこそ否定し難いわけで。この子は変わり者だ、とか頭がおかしいとか(笑)ましてその子が体が弱くて自立できずに親元から離れられない境遇だとしたら。

だれがその子を救い出すんでしょうかね?



(2005年12月29日 21時59分23秒)

 Re[1]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   ようちゃん2号 さん
. だりあ .さん こんばんは
 
>こんばんは♪

>家族が三人だとして、意見が二対一になったとき、少数派の考え方の方が間違ってるという結論になっちゃうときがあるよね。その「二」の方が両親で、「一」の方が子どもだとすると、それこそ否定し難いわけで。この子は変わり者だ、とか頭がおかしいとか(笑)ましてその子が体が弱くて自立できずに親元から離れられない境遇だとしたら。

>だれがその子を救い出すんでしょうかね?
-----
その子を知っているような気がする。
その子は、一生懸命、言葉で伝えようとするのだけれど、結局聞いてもらえないんだよね。
そのうち、自分が間違っているんじゃないか?とかまだ足らないんじゃないかとか、そのうちその工夫もしたくなくなって…。
でも、他に方法もわからない。
そういうことを日記にして何が大切なのか、一つずつわかって行くのかな? (2005年12月29日 23時32分14秒)

 Re[2]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   Ryoooo さん
ようちゃん2号さん

>えーと、Ryooooさんにこの本、読んでみて欲しいな。
-----
冬休みの宿題もらっちまった(^^;?

「家族(に限らず国家/組織/民族/常識/会社…)」って
強力なシェルターなりプロテクターとしての面と、
同時にブラックボックスやら密室としての面もあって。

ラインを引く=「コッチ側とアッチ側」を作る。


自我ってもんの正体って…実は
流動的(あるいは実体が無い)からこそ
逆に(幻想の)境界線にしがみつく以外無くなるんじゃないかしらん。


(2005年12月31日 15時10分37秒)

 Re[3]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   ようちゃん2号 さん
Ryooooさん こんばんは   

>>えーと、Ryooooさんにこの本、読んでみて欲しいな。
>-----
>冬休みの宿題もらっちまった(^^;?

>「家族(に限らず国家/組織/民族/常識/会社…)」って
>強力なシェルターなりプロテクターとしての面と、
>同時にブラックボックスやら密室としての面もあって。

>ラインを引く=「コッチ側とアッチ側」を作る。


>自我ってもんの正体って…実は
>流動的(あるいは実体が無い)からこそ
>逆に(幻想の)境界線にしがみつく以外無くなるんじゃないかしらん。
-----
「私と同じように心を持ち、ただ個性が違うだけの人間に、私でないという根本的な違いが生じているのはなぜなのか?」 

自分の場合、この問いから離れなれないかな? (2005年12月31日 21時00分40秒)

 Re[1]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   ようちゃん2号 さん
. だりあ .さん こんばんは 明けましておめでとうございます。
最初のご返事、答えになっていないような気がして、もう一度ここにご返事してみます。
 
>家族が三人だとして、意見が二対一になったとき、少数派の考え方の方が間違ってるという結論になっちゃうときがあるよね。その「二」の方が両親で、「一」の方が子どもだとすると、それこそ否定し難いわけで。この子は変わり者だ、とか頭がおかしいとか(笑)ましてその子が体が弱くて自立できずに親元から離れられない境遇だとしたら。

>だれがその子を救い出すんでしょうかね?
-----
向き合った答えをするね。
そしてできることがあったら教えてください。

1.家族の中にその子の意見に賛成する人をいれる。
(二対二になる)
2.その子が壊れる。(これを救いと言えれば…なのだけれど…)
3.肉体はそこにあっても、心を別のところに移す。
4.誰かに無理やリ連れ出してもらう。
5.(わかる人、教えてください)

その子が自分でできることがあるとしたら、二重拘束のうちにあるという構造を、まずはとことん認めることかな?って思う。

体が弱いことが、親の精神的な虐待によるものなのか、そこら辺はどうなんだろう?。

そして. だりあ .さんはどう思いますか?
(2006年01月01日 02時37分35秒)

 Re:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   だりあ さん
あけましておめでとう!
今年もよろしくね、ようちゃん。

>その子が自分でできることがあるとしたら、二重拘束のうちにあるという構造を、まずはとことん認めることかな?って思う。

まずは?うん。じゃ、まずはそれでいいとして、その先は?ってききたくなるな。

>体が弱いことが、親の精神的な虐待によるものなのか、そこら辺はどうなんだろう?。

まあ、例え話としてはじまったわけだから、このリアルな問いにはなんともお答えしようがありませんが(笑)たとえば、逆なら…。

人間だもの、弱い者への差別は自然に行われる。そうしたくなくても、無意識に下に見たりイライラしたりするでしょ。人間だもの。で、それが親にされたら、どうするよって、ま、そんな感じ。

>そして. だりあ .さんはどう思いますか?

じゃあ、次に吐露します。
(2006年01月02日 15時23分58秒)

 Re:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   だりあ さん
>>だれがその子を救い出すんでしょうかね?

もちろん「やり方」は幾通りもあると思うのね。
だけどやっぱり、その子を救えるのはその子自身であって、
その「やり方」は自分でみつけるほかはないのだと思うのね。

ただ、その「やり方」を見つけるまでの辛く長い時間のなかで
何度も何度もくじけて弱気になると思うんだ。
だから、そのときには勇気付けてくれる、とまではいかなくても
話だけでもゆっくりと聞いてくれるような
なんていうか、心の凝りをほぐしてくれるような
そんな存在がいてくれたら、心強いと思うんだ。

血の通った触れ合いがね、癒していくんだと思うんだ。。

その子、誰かに助けて欲しいんじゃないと思うんだよ。
自分でがんばりたいんだよ。
ただね、くじけた時に「きみは孤独じゃないよ」って
言ってくれるだけで、頑張れるはずなんだよ。

その「頑張り」は、しなくちゃいけない「頑張り」じゃなくて
自分のためにしたい「頑張り」なの。自分で頑張りたいんだよ。

本当に大切なものを、自分で見つけ出したいんだよ。

ようちゃん、向き合ってくれてありがとう。
返事はいらないよ。
(2006年01月02日 15時28分56秒)

 Re[1]:『あなたの子どもを加害者にしないために』 中尾 英司 著 読んだ。(12/29)   ようちゃん2号 さん
だりあさん あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします。

>>その子が自分でできることがあるとしたら、二重拘束のうちにあるという構造を、まずはとことん認めることかな?って思う。

>まずは?うん。じゃ、まずはそれでいいとして、その先は?ってききたくなるな。
------------------------
ここらへんから難しくなる感じ…。
自分自身に「これだ!」っていう内的動機を作ることが目的なのかな?
だから、自分で頑張るしかないんだね。
人からもらう内的動機ってなんか自分のものではない感じだもの。

そしてこれは「やり方」では手に入れられないものなんだね。 (2006年01月02日 17時30分20秒)

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