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カテゴリ:本人はいたってまじめな本の話(本がだよ)
上野千鶴子のこの本を使って、ようちゃん2号がこのごろよく使う「男性語」っていうことをちょっと説明してみるのね。
たぶん一筋縄でいかないの。 以下↓引用。 --------------------------------------------- しばしば戦争は「国のために死ぬ」とあやまって表現されるが、その実「国のために殺す」というほうがより正確な表現であろう。 --------------------------------------------- 以上↑引用 変な表現なんだけれど、男性を長くやっていると、こういうこと忘れがちになる感じがする。 (これって「外在化する会話」…ってことかな?…トラックバック) 「愛国心」っていう言葉が、実際は殺しまくることを指しているかもしれないのに、男性にとってはなぜか「武士道とは死ぬこととみつけたり」とかっていう言葉に簡単に結びついてしまいがちなんだな。 実際、男ってなんらか死に場所を見つけたいと思っているかもしれない。 そうなんだとしたら、まず、このことを受け入れる必要があるんじゃないかな? そんで、そんな簡単に死に場所なんかないっていうことに、とことん思い至る必要があるかもしれない。 (敵殺す前に、死なれちゃったんじゃ、軍隊として機能しないでしょう?) 女性はそういう男性の性行を理解できないから「何考えているの?バッカじゃない?」って思うんじゃないかな? (そもそもそういうところにいないから外在化しやすいってことかな?) 以下↓引用。 --------------------------------------------- 兵役とは義務であると同時に国家が独占する暴力を行使する権利でもある。軍隊とは国家暴力を組織化したものであり、国民軍とは市民社会で犯せば犯罪になる暴力行為が、非犯罪化される特権をもった集団である。国際法によって国民軍には、暴力と殺人の非犯罪化の特典が与えられている。 --------------------------------------------- 以上↑引用。 民間人が犯す暴力行為や殺人行為は犯罪として現地の法律で裁かれるのに対し、国際法下では、国から国民軍の名のもとに送り出された集団にだけは、暴力を行使しても非犯罪化される。 PKOが自衛隊でなければならなかった理由は、現地の法律で裁かれないためなんだね。 非犯罪化されたいものが、どっちかわからんようなヌエ的では困る…よね。 国から「行っていいよ」って言われといて、それなのに現地の法律で裁かれちゃうとなると、 「あれ?おれってば、自分的には日本人だと思ってたんだけれど、本当はちがったの?」 って思っちゃうもの。 そうさせないために、ちゃんとした軍隊にしよう。 → 改憲ってことになるかな? これ、やっぱり国は暴力をふるうことの権利を特定の人に与えることができるということで、逆にいうと、むやみに暴力をふるったり、殺人をすることは国家によって普段、制限されているってことなんだな。 うーん、国の庇護のもとに、暴力をふるう権利を部分的に約束される。 死に場所を探しているわりには、国に約束されたいみたいだよ。 …これが男の弱さなのかもしれない。弱いから弱さを見たくないっていう感じ…。 (トラックバック) それが暴力をふるうことの権利を拡大したいっていうことにつながる…? 弱いから非犯罪化される領域を大きくしたいってことなんじゃないかな? そしてそのことで、より日本人であることが約束される…? 国家から与えられる暴力を喜んで自分の手にしない日本人は、日本人じゃないよ、ってのが、小林よしのりの「戦争やめますか?それとも日本人をやめますか?」ということの中身かな? そして、そう言われちゃうと、「よっしゃー、日本人になったろ」って安易に考えちゃうのが、ようちゃん2号だったりの男性なんだと思う。 んで、「どーせなら、もーっと日本人にさせて」って思う…かな? (けっこう欲張りなのかな?) でもちょっと待って欲しいのは、日本人って、つけはずしのきくものなんかな?…とか…思わない? つけはずしのきくもんだったら、やっぱり暴力をふるう特権を持っているものは、より日本人に近いってことになる…? そして国が暴力を行使する力を強くすればするほど、より日本人になれるってことにもなるかな? えーと、書きながら頭、ぐるぐるしているんですけれど…。 そうか「普通の国が持っているはずの暴力を、日本は制限されているのはおかしい。」って、なんかそうなっちゃうのかね? 「より日本が国として暴力を持てば、個人はより日本人であることができる。」ってことが改憲論の中身…なのかな? 日本人のハードルを、なんか上げたいって思うみたい。 段階的日本人…。日本人には団塊(←冗談、「段階」)があるということ…? 段階的日本人でしかないということをどこかで強調されているから、日本人であることを証明したくて「愛国心」っていうことを持ち出したり、だんだん言うことが過激になる…のかな? 日本人であるかどうか、不安にさせる要素があるから、日本人であることを確認したい…のかな? こういうの、実はやっぱり男性の弱さから来ているような気がするんだよね。 「負け犬ほどよく吠える」っていうの、男性にこそある言葉で、そのことをちゃんと受け止める必要があるかも…? 吠えることで見ないようにしている部分がある感じがするんだよ。 そうか、バーを上げるだけ上げて、まずは、日本人っていうのはどういう定義によるものか?っていうことをはっきりさせることを回避している感じ。 「俺ってば、日本人?」って、人に聞くのが怖くてできないんじゃないかな? だって、見回してみるとやっぱり段階があるようだもの。 人に聞くの怖いから「日本人ってこういうもの」っていうのを勝手に自分で定義して、「俺の定義する日本人像に俺はもっとも近いから日本人で、そうじゃないやつは日本人じゃない」ってやってる。 そんで、「日本人って認められたかったら、俺のいうことを聞け!」って感じかな? 女性から見るとこういうの、「勝手に自分の中に入ってるんだったら、周りを巻き込まないで一人で死んできなさい!大丈夫、あんたの分まで生きるから」って感じなんじゃないかな? そう言われちゃうと、ちょっと寂しい感じがするのね。 男性って、死に場所を求めているようなところがあって、それを国が用意してくれるんだったら、なんか救われるって感じがあるんじゃないかな? そんでそれって、なんか国におねだりしているような感じ…。 …なにが言いたいんかな?。 そうか、男性語ってことで書き始めたん、だった…。 男性語には「勇ましいけれど、弱っちい」っていう要素があるんじゃないかな? 強くなれなさだとか、不足感だとか、そういうものを充分含んでいる感じがする。 男性語、っていうのは思想を作りやすくて、思想は死ぬためか、人(自分も含めて)をコントロールするためのもので、支配を強める言葉なんだと思う。 支配するためには、支配されるものがいなくちゃいけない。 より従属するものを求める、ということになるかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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