別れと出会いの季節
こんにちは吉村です。春は出会いと別れの季節です。御多分に洩れず私にも別れと出会いが訪れました。臨床歯周病学会の常務理事をやらせていただいていたのですが、先日最後の理事会が開催されました。日本中から有名な臨床家が集まります。今までは自分のことしか考えていなかったですが、この役職に就いて日本の歯科界についても考えるようになりました。理事会終了後理事長の二階堂先生の涙を見た時、彼がどれだけ大変だったかを知っているので私も目頭が熱くなりました。その後次期理事長の浦野先生も交えて飲みにいきましたが、どうやって家に帰ったか記憶にありません。(二人とも国際的に活躍している先生ですが、この写真からは、ただの酔っ払いにしか見えません。)先週の木曜は私が実行委員長をやらせていただいている、日本で最も古い歯科の勉強会の一つであるCDCの実行委員長最後の例会がありました。私のボスである会長の輿石先生は、 私と違い言葉は少ないのですが一つの言葉に重みがあります。大変な時も私をかばってくださり、彼の下で働けないのは寂しいです。あと、四月から臨床歯周病学会関東支部の支部長に就任することになりそうです。私の知らないところで委員の先生が一生懸命働いてくれていることが分かりました。Facebookのmessengerというのを利用してしきりにやり取りしているのを見て、彼らと出会えてよかったなと心から感じました。そして一番感謝しなければいけないのは、今までの話に出てきた人たちはみんな臨床が上手で、彼らと付き合っていくためには臨床が上手じゃなければいけなく、怠け者の私を引っ張ってくれることです。四月から診療時間外を一緒に過ごす先生が変わります。今まで一緒にいた先生も、これから一緒に過ごす先生も、臨床家として一流の先生ばかりです。彼らと一緒に過ごすためには、自分の臨床のクオリティを上げ続けなければいけません。今までもこれからも私を触発してくれる人たちと過ごすことができるのは、本当に幸せなことだと感じる出会いと別れの季節です。