テーマ:最近観た映画。(38907)
カテゴリ:大川橋蔵・張國榮さんなど
一昨年、大川橋蔵さんのビデオを集めていた時、 楽天ダウンロードという、動画配信の場所で、
この映画は、1956年の作品。 ということは、もう、53年たった作品です。
なら、いっかー、 ということで、写真を載せます。
橋蔵さん演ずる中村仲蔵は、市村座の歌舞伎役者。 「仮名手本忠臣蔵」で、ぱっとしない役になり、 役は、「斧定九郎」 なんとかならないかと、願かけに行き、 信じられぬまま、恋人と会って、 なかなか良い知恵が浮かびません。 「きっと、良い機会を与えられたのよ。」 結局、明日が初日となっても、だめで、 雨降りの夜、二人が小走りで進んでいると、 これが、実は主役の此村大吉。 騙し打ちにあった友人を助けに行く途中、 その格好が、まさに、定九郎にぴったり。 あぁ、これだ!! 仲蔵は、この姿をヒントにして、舞台に立ちます。
そうしたら、大評判。 それまでは、みんなが舞台に背を向けて食事する
しかし、自分の姿を真似されたと知った大吉は、 実は、ぐれているけど、大吉さんは旗本。 「このようなことは許さん、すぐにやめろ。」 舞台にまで、飛びこんできました。
それを見て、心を痛めたのが、例の易者さん、 実は、仲蔵の実の父親だったのです。 こうなったら、此村大吉さんを殺し、 2人の思いを聴き、すっかり感動した大吉さんは、 そればかりか、まだ親子の名乗りを上げていない2人を、 「ほら、あそこ」
よかったねー、仲蔵さん。 それまで、捨て子から役者という人生だったけど、 めでたし、めでたしのお話です。
こう書くと、橋蔵さんが主役みたいだけど、
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