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カテゴリ:個別銘柄
昨日の続きを書きたかったのですが、最後までまとまっていないので
阪神調剤薬局のIRメールを載せようと思います。 -------------------------------- 先の、05年3月期中間決算説明会にて骨子説明をいたしました 弊社の中期計画につきましては、計画内容を上方修正し、修正後の 計画を一昨日(6/9)に行いました05年3月期の決算説明会にて、 社長から説明させて頂いております。 ご質問につきましては、以下のとおり、ご回答をさせていただきます。 1)今後の出店計画について ・今後3年間は、年間20店舗のペースで新規出店を計画しております。 ・2008年3月期の期末店舗数は150店舗を予定しております。 2)計画の目標値について ・中期計画最終年度の2008年3月期に 売上高 350億円 経常利益 17億5千万円(対売上高経常利益率 5%) を目標にしております。 ・利益計画につきましては、以下のように考えております。 a.今後の出店は、従来店舗に比して大型化してまいります。 (1店舗当り売上高の増加→経営効率の向上、を見込んでおります。) b.既存店の売上高が好調であり、限界利益の増加(利益率の向上)が 見込まれます。 c.売上増加によるボリューム効果を見込んでおります。 店舗労務費・経費の増勢は、売上増加により吸収 販管費比率は低下傾向(本社集中管理により) 2006年4月に診療報酬の改定が予想され、不透明な点が多々ありますが、 極端に収益が悪化することは想定しておりません。 大きくは医療費抑制の方向にありますが、急激な変化(経営の悪化)は考え にくいと思います。当面は、プラスとマイナスのバランスをとりながら、大きく 国民医療費の増加抑制に向かうことになるのではないでしょうか。 3)中期経営計画上方修正の理由 弊社の中期経営目標を次のように設定しております。 ・中期計画期間中に、企業成長を加速させ、「代表的な保険調剤薬局の1社」 としての地位を確立する。 経営目標達成のために必要な計数目標として、売上高及び利益目標を上方修 正しました。なお、ご指摘の理由は計画策定の中で検討し、織り込んだ要因でも あります。 4)長期計画について 現在の段階では、長期計画の策定までは検討しておりません。 先ずは、中期計画の実行、という段階です。 また、中期計画の進捗状況によっては、計画の見直しも視野に入れてまいりま す。(医療制度の改訂、M&Aによる拡大、等々不確定な要素も多々ありますの で。) 5)財務体質の弱さ、今後の資金計画について ご指摘の通り、過小資本であり、有利子負債比率も高いと認識しております。 今後の出店資金は、基本的に営業キャッシュフローで調達する計画であり、借入 金の増加を抑制してまいります。(当面の出店費用は年間20億円程度の予想、 営業キャッシュで調達が可能と見込んでおります。) その上で、収益力も向上し、フリーキャッシュフローで借入金返済が出来るもの と見込んでおりますが、今は成長拡大を目指している段階ですので、それ以上の ことは未定です。 なお、M&Aなどの大型の資金需要に対してはファイナンスも視野に入れて検討し てまいります。 6)既存店売上高の開示について 情報開示の拡大を検討しております。例えば、月次売上高の動向など。 近々実施いたしますので、今しばらくお待ち頂きたく存じます。 ------------------------------------ 中期経営計画を17%上方修正です。これは私としては高く評価したいと思います。 何しろ、今までは中期計画といえば、投資家を欺くためのものだと思っていたし、 中期計画の下方修正ばかり見てきましたので、上方修正は経営が順調に進んでいる 何よりの証拠だと捉えています。ただし、予断は許されません。資金計画もカツカツで すから。でも近々月次を開示するというじゃありませんか!これは嬉しいです。自信の 現れじゃないでしょうか。この月次開示によりリスクが減ったので買い増ししようと思い ます。 って、最初に買ってから10%も上がってるし・・・もう少し待って欲しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月14日 23時50分41秒
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