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カテゴリ:個別銘柄
昨日ハンズマンの月次が開示されました。既存店は前年比102.6%と好調
なものの全店は94.5%と大不振と言える数字。 実は私はハンズマンを先週買ったのですが、しっかり月次を調査せずに買って しまいました。10月までは前年比123%と好調なのでまああまり分析しな くても大丈夫だろう、と。 ところが買っていきなり悪い数字が出て、あわてて月次を再度分析してみました。 以下の表は過去約2年の月次実績です。 ハンズマンは毎月売上金額まで開示してくれるのでかなり詳細な分析が可能です。 さらに店舗数がまだ8店舗と少なく、しかも最近2年間で新規出店は昨年11月 に福岡の大野城店のみで非常に単純な構成です。 月次実績から既存店の売上高と、大野城店それぞれの売上高を計算できます。 1年前の売上高を今期の既存店前年比の比率で割り戻せば前年の売上高を計算 できます。 そして全店売上から既存店売上高を差し引けば、大野城店だけの売上高が押し出されます。 このように計算したものが以下の表で、過去約2年間の月次実績です。単位は百万円です。 「新店売上高」の部分が大野城店の売上です。 これを見ると一目瞭然、出店したばかりの昨年11月は379と過去1年間で飛びぬけて 売上高が大きいことがわかります。理由ははっきりわかりませんが、オープン記念 セールでも実施したのかもしれません。 また11月の大野城店の売上は261ですが、出店以降の平均月間売上高 は243であり、不調どころか順調な売上であることがわかります。 つまり昨年11月が良すぎただけですね。 また右の囲みの青時部分「既存店前月比」と「新店前月比」は各月の前月との増減率 です。これを見ると既存店と大野店の月毎の傾向がほぼ一致しています。やはり業界 の特性なのか、季節性というものがあるんですね。 ここで12月の売上高と中間決算を勝手に予想してみます。 ・既存店 直近の傾向から前期比102%(あまり根拠なし) 1356×102%=1384 ・大野城店 昨年の12月は11月比で前期113.6%、今期の上記予想でも112.9% となることから、11月比110%で計算。 261×110%=287 ・合計 1384+287=1671 ・上記から2Q売上高合計 4836 ・粗利率 前年と同じ27.2%と仮定 ・販管費 前期3Q以降の店舗数は同じなので販管費もほぼ同じと思われるが、 売上が今期1Q比106%なので販管費も1Q比で103%と多めに見ておく (バイト、パートの延べ労働時間など経費もある程度売上に応じて増加する) 1180×102%=1215 ・営業外損益 前期2Qと同じ 124 上記か2QのらMy予想経常利益は223、中間合計で375となる計算です。会社予想 経常利益307を20%くらい上回る計算です。これは机上の空論であくまでも12月次第 ですけどね。 実は投資前は中間は4~50%上方修正になると適当に計算してました(汗)最近立て続けに まぐれで当たってたので気が大きくなってました。本当に大アマな投資家です。とりあえず しばらく保有するつもりですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月06日 22時00分51秒
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