|
テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:試写会感想録
ムンバイのスラム街、其処に漂う、濃密な空気感を見事に映像化したダニー・ボイル以下、制作者陣の苦労が伺える映画でした。 二人の少年時代から始まる物語、彼らを取り巻く、その世界は、あまりにも絶望的で、しかし、生き抜く為に、兎に角、お金に執拗に固執する。その為には何でもやる。 其処に一人の少女が加わり、「三銃士」と名乗り、途中で助けと思える手をかざしてくれる人がいるが、、、 成長した少年、クイズ$ミリオネアに出場して、偶然が偶然を呼び、どんどん勝ち進む。 しかし、イカサマだと思われ、拷問を受け、しかし、真実を告げ、最後は…って、以下ネタバレなので映画を観てから。 この映画が、アカデミーで作品賞を獲った理由、ちょっと一言では言い表せない、けど、後からじわりと来る、そんな映画です。 無味乾燥したコンクリートジャングルを舞台とした映画とはまた違う、かなり異なる、そんな印象を受け、安易な感情移入を拒絶するかのような、サンドペーパーの如き演出に、観客に、咀嚼を要求するような、感覚に囚われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[試写会感想録] カテゴリの最新記事
試写会に行かれたですね。
今年のアカデミー受賞作品は、 社会に何か問いかけ、 そして私たち一人一人に考えさせるようなね コンセプトを持った作品が多かった気がしました。 後から、じんわりの感想を持たれたのが、 解るような気がします。 体調崩さないように、 なるべくいい気分で映画観たり生活して下さいね(*^_^*) (2009年04月09日 22時57分26秒)
邦画なんですかね?
生き抜くためにはなんでもする、っていう考えは好きです。 チョット気になる映画ですねw 試写会お疲れ様でした(*・∀・)ノ (2009年04月10日 00時15分14秒)
香織1229さん
>試写会に行かれたですね。 >今年のアカデミー受賞作品は、 >社会に何か問いかけ、 >そして私たち一人一人に考えさせるようなね >コンセプトを持った作品が多かった気がしました。 >後から、じんわりの感想を持たれたのが、 >解るような気がします。 > >体調崩さないように、 >なるべくいい気分で映画観たり生活して下さいね(*^_^*) ----- お気遣い感謝致しますm(__)m 帰りに夜桜見物でもしようかと思っていましたが、疲れていたのでそのまま帰ってしまいました_| ̄|○ こんな時、自分の体力不足を痛感します… この映画は、ダニー・ボイルの作品としては、久しぶりに、評価されても良いかな?って思える出来前でした。 しかし、ムンバイがあまりにも現在生活している環境とかけ離れているので、すんなりと、彼らの現実を受け入れるのは難しかったですね、、、 (2009年04月10日 00時16分33秒)
★゜+ keko ゜+.★さん
>邦画なんですかね? >生き抜くためにはなんでもする、っていう考えは好きです。 >チョット気になる映画ですねw > >試写会お疲れ様でした(*・∀・)ノ ----- 子供達が必死に小銭を不法に稼ぐ、そうしないと生きていけない、凄まじくサバイバルな現実は、観ていて、日本は恵まれているなぁ…と感じたりしました。 兎に角、どん底の生活を描いているので、観る人の感想は様々だと思います。 ケコさんにはお勧めかな? まぁ、今年のアカデミー賞作品賞ですので、観て損は無いかと。 (2009年04月10日 00時23分15秒)
自分たちの生活を精一杯生きてる 子供たち。 何にもないのに、なぜあんなに一生懸命なの? そんなことを考えた映画。 毎日がとても価値ある時間だと、 考えるきっかけを作ってくれました。 楽しんで、笑って、ちょっとセンチになって・・ うれしかった! 理屈は後回しで、今日も生きていこう! (2009年04月10日 02時56分26秒)
torres8さん
>自分たちの生活を精一杯生きてる >子供たち。 > >何にもないのに、なぜあんなに一生懸命なの? >そんなことを考えた映画。 > >毎日がとても価値ある時間だと、 >考えるきっかけを作ってくれました。 > >楽しんで、笑って、ちょっとセンチになって・・ >うれしかった! > >理屈は後回しで、今日も生きていこう! ----- 子供故の、パワーでしょうか… 「何が何でも生き延びてやる!」って意地がひしひしと伝わってきました。 あの、ムンバイの絶望的なスラム街で、自分自身は絶望せずに、それに抗う彼らの姿を見ていると、日頃の惰性で生きている自分自身が情けなくなってきました、、、 死のうと思えば簡単に死ねるムンバイの現実、けど、絶対負けないその意志の強さに、自分自身を鑑み、反省しきりでした。 追伸:もし、トラバ頂いたのでしたら、ひょっとしたら消したかもです(汗 お手数ですが、もう一度頂ければ幸いです、スミマセンm(__)m (2009年04月10日 18時10分14秒)
オレのBlogに描いたコメントです。
クイズ、恋愛、そして彼の人生そのものがミリオネアだ。 彼は正解を知っていた。オレはその意味を誤解していた。 自分の力と知恵で生きることを学んできた彼らに日本人は敵わないのではないか。 躍動する大きな巨象インド。IT、数学、経済成長をこの映画は扱わなかった。 鑑賞後に5人のインドの知人と話した。彼らはインドの貧困と離れた場にいた。 ラストアンサー。最後の選択に兄弟とヒロインのすべての運命が託された。 「知りません」それでも彼は勝ち続けた。人生に負け続けたスラム街の野良犬が。 ラストの携帯電話。はやく、走れ、はやく、出ろ!そこに最高の運命が待っていた。 ラストはハッピーエンドなインドテイストの映画じゃ。 (2009年04月12日 10時23分22秒)
Tackey22さん
>オレのBlogに描いたコメントです。 > > クイズ、恋愛、そして彼の人生そのものがミリオネアだ。 > 彼は正解を知っていた。オレはその意味を誤解していた。 > 自分の力と知恵で生きることを学んできた彼らに日本人は敵わないのではないか。 > 躍動する大きな巨象インド。IT、数学、経済成長をこの映画は扱わなかった。 > 鑑賞後に5人のインドの知人と話した。彼らはインドの貧困と離れた場にいた。 > ラストアンサー。最後の選択に兄弟とヒロインのすべての運命が託された。 > 「知りません」それでも彼は勝ち続けた。人生に負け続けたスラム街の野良犬が。 > ラストの携帯電話。はやく、走れ、はやく、出ろ!そこに最高の運命が待っていた。 > ラストはハッピーエンドなインドテイストの映画じゃ。 ----- インドも、カースト制度と言う明確な差別社会ですからね。。。それにあの人口ですから、日本とは比較にならない格差社会でしょうし。 その五人は恵まれていますよね、、、 スラム街をリアリステックに描写した今回の作品は、一定の評価を得るべき映画だと感じました。 観客との一体感、それを感じた作品、あのクイズシーンとか。 こちらもドキドキしましたし。 (2009年04月13日 09時06分49秒)
こんにちは、サカナです(^o^)
いつも、サカナのお部屋に来てくださり、そのうえコメントまでくださり、ホントにありがとうございます…m(_ _)m Blue bloodさんのお言葉で、サカナ、とっても救われてます…、感謝っ(*^_^*) 試写会、行かれたのですね♪ お風呂、大変だったでしょうが、試写会のためならエンヤコ~ラ~♪ですね(^_-)-☆ Blue bloodさんの映画評、読ませていただくと、サカナも、「大きな画面で映画観てみたいなあ~(T-T)」としみじみ思います。 せめて自宅でマリリン・モンローのDVD観たいのですが、サカナ、どうやったら、うちのTVでDVD観られるのか、わかりましぇん(>_<) 連休で弟夫婦がサカナ家に来たとき、教えてもらいましたが、サカナ、頭がザルなので、きれいに忘れてしまいました…(T-T) 5月の連休…、弟たち帰ってきて、今度こそ確実にDVDの見方、教えてくれないかにゃ~(;^_^A アセアセ・・・ (2009年04月13日 10時06分53秒)
南国サカナさん
>こんにちは、サカナです(^o^) >いつも、サカナのお部屋に来てくださり、そのうえコメントまでくださり、ホントにありがとうございます…m(_ _)m >Blue bloodさんのお言葉で、サカナ、とっても救われてます…、感謝っ(*^_^*) >試写会、行かれたのですね♪ >お風呂、大変だったでしょうが、試写会のためならエンヤコ~ラ~♪ですね(^_-)-☆ >Blue bloodさんの映画評、読ませていただくと、サカナも、「大きな画面で映画観てみたいなあ~(T-T)」としみじみ思います。 >せめて自宅でマリリン・モンローのDVD観たいのですが、サカナ、どうやったら、うちのTVでDVD観られるのか、わかりましぇん(>_<) >連休で弟夫婦がサカナ家に来たとき、教えてもらいましたが、サカナ、頭がザルなので、きれいに忘れてしまいました…(T-T) >5月の連休…、弟たち帰ってきて、今度こそ確実にDVDの見方、教えてくれないかにゃ~(;^_^A アセアセ・・・ ----- 残り僅かなリタを投下して、気合いでお風呂に入って、準備して、無い気力を振り絞って、行って来ました。 良い映画だと、観終わった後、充実感もあるのですが、ダメダメな映画だと、脱力_| ̄|○ な 感じです。 こう、ヒキコモラーには桜の開花も、何それ?食えんの?状態で、とうとう東京の桜の見頃もいつの間にか過ぎ去ってしまい、また観逃した!で、しょんぼりです。。。 今週の水曜日は、鳥越俊太郎と徳光和夫のチィーチ・イン付きの試写会があります。「グラン・トリノ」試写会、その後、有楽町朝日ホールで「60歳のラブレター」試写会と、二本立てです。 雨が心配ですが、何時ものように、無い気合いを振り絞って、行って来ます。 (2009年04月13日 19時56分57秒) |
|