ザ・スーパー・ポップ宣言

甘茶コンピ(6)

甘茶ソウルコンピの世界(6)
SWEET SOUL COMPILATIONS (6)




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【甘茶ソウルコンピ紹介】

甘茶偏差値の基準や例は｢私の好きな甘茶ソウル｣のページの数値を参考にして下さい。偏差値の高い曲は次の色で表示してあります。ご参考まで。

（甘茶偏差値65以上）
（甘茶偏差値61以上）
（甘茶偏差値60）

UNDERGROUND OLDIES VOL.1 '97(I.T.P. RECORDS #6796)

発売当時結構話題になったシリーズの第一作目。副題に｢RARE AND HARD TO FIND OLDIES｣とあるようにレアなりにいまいちな曲が多い印象。各曲の発表年度の表記が無いがどれも60年代後期から70年代初期の作品と思われる。ほのかにDOO-WOPの香りがするなど、純朴な感じのするものが多い。悪く言えば、表現力が乏しく情感は浅めでメロディにトキメキ感が少ないものが多いということ。従って、甘茶ソウル的観点からすると特に初心者にオススメ出来る内容ではない。

4のMAGIC TOUCHには｢LET ME GO TO THE DISCO｣というフリーソウルでも人気になれそうなハッピーなダンサーがある。このグループのリードは女性なので山下達郎が96年にオンエアした胸キュン甘茶ソウル｢Baby You Belong To Me｣をやっているグループとは別のようだ。この｢A Woman Will Do Wrong｣はCLARENCE REID作のちょっと泥臭い純朴さが魅力のバラード。彼女達にはまた｢DEAR MOTHER｣というこの曲と全く同一トラックで全編語りで構成されている、より甘茶的魅力を持った曲もある。5は74年作(ALVA 112)で、｢SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE VOL.11｣にも収録された甘茶ソウル人気曲。のんびりとした純朴でおおらかな雰囲気の佳曲。

6の華やかでメリハリのある甘茶ソウルは語りやコーラスとのテンポのある絡みなどが素晴らしい。｢THE ESSENTIAL SWEET SOUL SELECTION｣にも収録。7はMASKMANの甘茶ソウルCDRのタイトル曲だね。10と15は共に、U.S.BLACK DISK GUIDE 341のアルバム収録曲だがムードは良いがどうも私には決め手不足に感じる。15の方がキャッチーで分かりやすい。11は煌めきのパパパコーラスが入るんだけど、たった一箇所だけでガッカリ。16は6と全く同じトラックを使用しているようでコーラスの入れ方までかなり似てます。出来は数段落ちるけど、この｢Foxy Lady｣トラック使えますねえ。もっといろんな甘茶グループに使い回して欲しかったナ。

1. Please Say It Isn't So - LEE Williams & THE Cymbals
2. Hey Lady - Entertainers IV
3. If There's A Tomorrow - Natural Resources
4. A Woman Will Do Wrong - The Magic Touch （甘茶偏差値61）
5. No Time - Gliders （甘茶偏差値62）
6. Foxy Lady - Natural Resources （甘茶偏差値66）
7. Oh My Love Sweet Love - The Hill Sisters
8. One Bad Habit - The Superbs
9. One Minute Baby - Brothers Of Soul
10. Why Did I Go - The Four Mints
11. For The Rest Of My Days - The Pretenders
12. Singer Of Songs - The Whispers
13. Your Eyes - The Superbs
14. My Garden Of Eden - Entertainers Ivoldies
15. You're My Desire - The Four Mints （甘茶偏差値62）
16. When You're Young And In Love - Entertainers IV
17. Every Once In A While - Debonaires
18. Temptation Walk - Entertainers IV

UNDERGROUND OLDIES VOL.2 (I.T.P. RECORDS #8796)


シリーズ二作目。副題に｢RARE AND HARD TO FIND OLDIES｣とあるようにレアなりにいまいちな曲が多い印象。純朴な感じのするものが多く、悪く言えば表現力が乏しく情感は浅めでメロディにトキメキ感が少ないものが多い。従って、甘茶ソウル的観点からすると特に初心者にオススメ出来る内容ではない。

1は66年のヒット曲I'M YOUR PUPPET(BELL 648)が有名なグループ。この曲も同じようにほんわかと温かいムードの漂う佳曲。悪く言えばスリルに欠ける。2は甘茶ソウル百科事典P.109掲載グループでふんわりムードの佳曲。EUGENE RECORD作曲でいいメロディだがちょっと地味な出来。

4のストリングス、鉄琴(グロッケン?)、ハイハットの出だしの気品あるゆったりとした優雅なアンサンブルの濃厚な甘さは超特級品。更にこってりと濃厚なファルセットが美メロを切々と歌い上げてくれちゃうんですから堪りませんネ。優しくソフトで夢心地なムードなのでメイク・ラブ用ミュージックとしてもすこぶる役に立ちそう。70年代ソウルの美味しい｢甘い｣部分をこれでもか!とばかりに肩に力を入れまくり、力みまくりで過剰に演出した甘茶ソウル代表曲。

3、5、6ともに甘めだが情感浅めでときめきに欠ける感じ。ソウルファンには人気のギフツも7は同印象。甘百P.101のラブライツのこの曲はしっとりとした甘めの女性コーラスがいい感じなんだけど、強めに歌い上げる女性リードの歌声は個人的には萌えられない。9はGolden Age Of Soul Musicさんによると9枚もシングルを残しているグループだけど、個人的にコレ！といった曲が思い浮かばないグループ。代表曲ってどれなんでしょう？甘百P.28の｢CANDY｣は未聴なんで聴いてみたい。

11、12、13も甘めだが情感浅めでいま一つときめきに欠けますね。BARBARA MASON作の14も、これはアレンジが悪いのか同様の印象。そういった中で15のようなお方が急に登場すると最初の一声だけで身が引き締まる思いです。バックの甘いムードやチャンドラー(怪獣みたい)の絶唱ともに素晴らしい曲。

1. James & Bobby Purify - You Can't Keep A Good Man Down
2. The Lost Generation - Wait A Minute
3. The Royal Chessmen - Beggin' You
4. Skip Mahoney & The Casuals - Wherever You Go（甘茶偏差値74）
5. The Royal Five - Gonna Keep Lovin' You
6. The Green Berets - Lord, Send Me Somebody
7. The Gifts - Lovin' You
8. The Lovelites - This Love Is Real
9. Frankie & The Spindles - Count To 10
10. Bloodstone - Something's Missing
11. The Sinceres - Don't Waste My Time
12. The Symphonies - That's What Love Will Do
13. Exsaveyons - Somewhere
14. The Ambassadors - Yes I'm Ready
15. Gene Chandler - Familiar Footsteps（甘茶偏差値61）
16. Billy Stewart - I'm No Romeo

UNDERGROUND OLDIES VOL.3 (I.T.P. RECORDS #9796)

1. I'll Always Love You/The Variation Of Love
2. That's When I'll Stop Loving You/Linda Jones
3. I Want Love/Brenton Wood
4. Baby Baby Please/Timothy Wilson
5. Your Time Is Gonna Come/Walter Webb And The Moonlighters
6. He Knows My Key Is Always In The Mailbox/Vivian Copeland
7. Why Should We Stop Now/Natural Four
8. One Life To Live/The Manhattans
9. We're Friends By Day/Whatnauts
10. Hey Mr. Lonesome/The Carltons
11. You Never Loved Me At All/Babara Mason
12. Have You Had Any Heartaches Lately/The 11th Commandment
13. Great Day/Whispers
14. Victim Of Circomstance/Mike And The Censations
15. He's An Aries Man/Starbright
16. Farewell/Ethics

UNDERGROUND OLDIES VOL.4 (I.T.P. RECORDS #8904)

1. It's Gonna Take A Lot -- The Manhattans
2. Say It Again -- Timothy Wilson
3. Should I Take You Home -- Sunny & The Sunliners
4. It Won't Take Much -- Linda Jones
5. Sorry I Can't Help You -- Lost Generation
6. To Be A Lover -- Gene Chandler
7. I'm Not Gonna Give Up -- Eddie Holman
8. Just Another Guy -- Timothy Wilson
9. Lovely Weekend -- Tony Mason
10. Give It Up -- Topshelf
11. Never Gonna Let Him Know -- Debbie Taylor
12. I Who Have Nothing -- Linda Jones
13. Let Me Love You -- Sunny Ozuna
14. It's A Lovely Day -- Malo

UNDERGROUND OLDIES VOL.5 (I.T.P. RECORDS #8905)



シリーズ第5弾。2は73年のソロアルバム｢SMOKEY (TAMLA 328)｣収録曲。静寂で冷えた真夜中の空気。闇夜に響く神聖なオルガン、シンセ、弦の音色。トロリとした甘みのあるギターにスモーキーの優しい歌声、美しいメロディ。実にクワイエット・ストームという言葉がよく似合う極上のスウィートソウル。

4は65年のBILLY STEWARTのヒット曲(CHESS 1932)のカバー。歌いまわしが少しクドめだけど、どうせならもっと派手にコッテリとやっても面白かったかも。そして10も同じくBILLY STEWARTの65年のヒット曲(CHESS 1922)のカバー。このバーバラ・メイスン版も無難な内容でこの曲好きな人にはいいかも。個人的には彼のヒット曲はどちらもいまいちトキメキ不足であんまり好きじゃないんです、、、。

7は快活なオルガンの響きが味のある非甘茶なミディアム。泣きのディープ・リードにコーラスが盛り上げるサビもキャッチーでイイ。8はファルセットも交えて甘茶な雰囲気なんだけど、大仰、大掛かりな雰囲気で、風呂敷を拡げ過ぎてうまく纏めきれなかった感じ。いかにもB級マイナー甘茶といった感じの13は甘い雰囲気が実に好みのタイプ。ただサビが尻切れトンボ風で流麗に盛り上がりきらず、実に歯がゆく惜しい内容ですねえ。

1. Mans Temptation - Gene Chandler
2. Baby Come Close - Smokey Robinson（甘茶偏差値65）
3. How Do You Say Goodbye - Heartbreakers
4. Sitting In The Park - Bobby McClure
5. Pocket Full Of Heartbreaks - The Moments
6. All For You - Admirations
7. MY Love Is Ready & Waiting - Visitors （偏差値63）
8. Didn't We Make It - Broadway Express
9. I Can't Do With Out You - Abraham & His Sons
10. I Do Love You - Barbara Mason
11. Are You Lonely - Backyard Construction
12. Here She Comes Again - Bobby Allen & Gee Pees
13. The Great Performer - ADG（甘茶偏差値63）
14. Until Then I'll Suffer - Barbara Lynn

UNDERGROUND OLDIES VOL.6 (I.T.P. RECORDS #8906)



シリーズ第6弾。1はかなりあちこちの甘茶ソウル系コンピに収録されている人気曲。全体のムードと終わり間際のテンパった感じが素晴らしい曲。もう少し終盤の雰囲気で全体を纏めれば凄いことになっていたかも。2は究コレの｢STREET OPERA WITH A BLUES WALTZ｣のグループなのかなあ。ちょっとミステリアスで静かなムードの中、技巧的で味のあるヴォーカルが冴える曲。メロディの出来はいまひとつだけど、こういう内容ならばアルバムの方も聴いてみたいと思わせます。

3は幾つものバラード名曲を残したバラッズの傑作ソウル。｢WAIT｣の後に一呼吸入る瞬間がイイね。少し悲しげで甘いムードもいいし、バリトンやファルセット、コーラスなどがしっかりと絡み合う様も素晴らしい。5はレディソウルで電話音なども入るスロウバラード大作。一種の完成された様式美という感じで非の打ち所の無い内容だけど、個人的には心に深く染み渡る何かは感じ取れない。10はマイナー臭漂うファルセット甘茶だけど少し魅力不足。

14は甘百BILLY'S SELLECT 049のLE JITによるカバーの元曲。このカバー版が97年の発売当時ニフティの会議室で猛威を振るったのが懐かしいです。調べてみるとこのレニー・ウィリアムスによる元曲は75年の｢Rise Sleeping Beauty (Motown 843)｣収録と意外と古い。曲に漂うムードは暗めで唱法もブラコンっぽいので、LE JIT版と共に個人的嗜好の範囲外だけど、その切迫感と陶酔ぶりには好感が持てます。｢YOU TUBE｣で試聴出来ます。

1. Stop Doubting My Love - Freedom Machine（甘茶偏差値61）
2. Talk To Me Sometimes - The Village Choir
3. Wait - Ballads（甘茶偏差値64）
4. A Fork In The Road - Smokey Robinson & The Miracles
5. From His Woman To You - Barbara Mason（バラード偏差値62）
6. Let's Get Together - Arthur & Mary
7. I Want A Love I Can See - The Temptations
8. Your Mother Understood - Abraham & His Sons
9. Beautiful People - Brenton Wood & M.C. Blvd
10. Gotta Get Away - Billy & The Blood Knots
11. The New Girl In The Neighborhood - The Attractions
12. Don't Walk Away - Carl Carlton
13. Cross My Heart - G.Q.
14. Cause I Love You - Lenny Williams （偏差値62）

UNDERGROUND OLDIES VOL.7 (I.T.P. RECORDS #8907)



副題に｢RARE AND HARD TO FIND SOUL OLDIES｣と謳う怪しげなコンピの第7弾。スウィートと銘打っている訳ではないのですが、やけに甘茶度の高いシリーズでもあります。本作はNOT ON LPながらもCD収録曲というのが目立ち、特にレアでもないだろうという印象のラインナップ。

｢Should I Let Myself Go｣というタイトルのどこが楽観主義やねん？とイチャモン付けたくなる楽観主義者たちの歌う5は、グループ名とは裏腹に暗く沈んだムードの甘茶ソウル。ジョージ・カーPによるアルバム収録曲ですが、この絶望に打ちひしがれた、うらぶれ感はヒドイ(笑)｡でもメロディ、サウンドともに良く出来ていて暗めの甘茶が好きな人には堪らない内容かも。

7はご存知CONTINENTAL FOURの甘茶名曲のカバー。あれえ？こんな曲エスコーツがやってましたっけ？少なくともアルバムには入ってないハズだけど、、、。内容はソフトなファルセットによる落ち着いた内容でコンチ版のような緊迫感や痛みをほとんど感じない凡庸なカバーで妙味は少ない。｢YOU TUBE｣で聴けます。8はベースシンガー、ファルセット、バリトンと歌い継いでいく良く出来た甘茶ソウル。シングル皿(Solid Foundation-101)の表曲｢You Live Only Once｣も素晴らしいダンサーです。(共に最近CD化されましたね。)

11もNOT ON LPと言えばそうなんですが、名盤｢What a Shame｣のCD版にはきっちりと収録されてます。曲はオーソドックスなバラードタイプの甘茶ソウルで、ファルセットでないぶん広く音楽ファンにも受け入れ易そう。女性の歌声も混じる15はレディソウルが苦手な人でも聴けそうな淡いムードの甘茶ソウル。MAINSTREAM SOUL SURVEY "TALK TO THE RAIN"にも収録されていました。

1. Ooh I Love You - The Electrifying Cashmeres
2. You Can Be With The One You Don't Love - Barbara Mason
3. Run To Me - People's Choice
4. Sharing You - Sunny & The Sunliners
5. Should I Let Myself Go - The Optimistics（甘茶偏差値63）
6. Isn't It Lonely - Hot Ice
7. Day By Day (Every Minute Of The Hour) - Escorts
8. Turned Around Over You - Imperial Wonders（甘茶偏差値63）
9. I'll Erase The Pain - The Whatnauts
10. Let Me Try - Crosstown Express
11. We're Gonna Be Together - The Dynamics（甘茶偏差値63）
12. Storyteller - Enticers
13. Never Had A Girl Like You - Sly, Slick & Wicked
14. A Thousand Tomorrows - Steelers
15. Let's Fall In Love - Spectrum
16. Strange Feelings - G.Q.

UNDERGROUND OLDIES VOL.8 '00(I.T.P. RECORDS #8908)



シリーズ第8弾。特に甘茶ソウルコンピと謳っているシリーズではないのですが、本作は甘茶ソウルが多い感じ。1はこの曲以外知らないんですが結構マイナーなグループなのではないでしょうか。出だしの甘いハーモニーとファルセットは期待を持たせますが、その後テナー、バリトンなどへと展開し、焦点が定まらないまま終わってしまった感じで惜しい。

2はヤングハーツのNOT ON LPで音の感じからするとかなり後年の作品のようです。柔らかなムードで全体を包み込んだ佳曲という感じ。｢Younghearts Get Lonely Too｣で聴かれたようなスリリングさが無いのが惜しい。なんと｢YOU TUBE｣で試聴可能。3はINTRUDERSのヒット曲のカバー。雰囲気は近いものがあるけど内容はいまいち。4は人気甘茶グループで曲のグレイドは高いけれども、どうも個人的にこの暗さは好きになれない。

7には参りました。結構有名な甘茶のカバー曲なんですけどグループ名/曲名がどうしても浮かばない。検索してもヒットしないし、、、と、かれこれ10分ぐらい奮闘してようやく分かりました。どうもオリジナルの曲名はスペルが間違っているようです。（どちらがオリジナルかは不明）さて、誰の何て曲のカバーでしょう？曲名だけ見て分かった人はエライ！聴いてスグ分かった人も相当な甘茶通ですね。こちらで試聴出来ます。

9は60年代テイストのゆったりとしたバラードでヴォーカルは少しディープっぽい。シンプルなバックに分かりやすいメロディ。PEACHES AND HERBのカバーのようです。10はバート・バカラックの｢WALK ON BY｣風の暗めのレディ・ソウル。12は｢上品な味わい｣というグループ名で｢シャンペーンとキャビア｣という曲名。なんて厭味ったらしい組み合わせ(笑)｡肝心のお曲の方はエレキシタールにファルセットという王道甘茶ソウルでなかなかの味わいでございましてよ。

13のブラック・アイボリーもソフト路線の甘茶ソウル佳曲。狙ったとしか思えないこってりとしたグループ名の15は名前に反して爽やかな甘茶ソウル。ファルセットが縦横無尽に悶えまくる前半の複雑な展開に妙味あり。16はCHI-LITESの大ヒット曲の忠実なカバーでライブ・バージョン。これって｢Funny A 2000｣としてシングルで出ている、そのものなのでしょうか？歓声の入り方が少ないので擬似ライブなのかも知れないのですが、その歓声がかなりウザい。タイミングをわきまえないというか下品というか。折角の曲が台無し。こういうの嫌いなんだよなあ。

1. How Could You Be So Cold - Grand Theft
2. Hey Love - Younghearts（甘茶偏差値62）
3. Cowboys To Girls - Gene Chandler
4. How Can I Pretend - The Continental 4
5. Yes, It's You - Barbara Mason
6. If I Could Be Like Columbus Where Would We Be - Rotations
7. Don't Stop (Just Keep On Walking) - Showtime Inc. （甘茶偏差値62）
8. I Loved And I Lost - Escorts
9. For Your Love - Sam & Bill
10. To Get You Back Again - Barbara Lynn
11. Darlin' - Gerrard, Donny
12. Champagne And Caviar - Elegant Taste （甘茶偏差値64）
13. No One Else Will Do - Black Ivory （甘茶偏差値61）
14. It Hurts So Much - Superbs
15. Just In The Nick Of Time - Chocolate Syrup （甘茶偏差値64）
16. Have You Seen Her (Live!) - Frankie & The Spindles

UNDERGROUND OLDIES VOL.9 (I.T.P. RECORDS #8909)

1. I Love You Madly -- The Fantastic Four
2. One Light Two Lights -- The Satisfactions
3. There's No One To Blame -- Landy Nova
4. Put Me In Jail -- Sunny Ozuna
5. Love Is Tears -- Denice Chandler
6. You're Living A Lie -- Mike/The Censations
7. Gonna Try To Get You Back -- Mike/The Censations
8. Easy Loving -- Bo Kirkland & Ruth Davis
9. Symphonic Revolution -- Sly, Slick And Wicked
10. Ready For A Hearbreack -- Ted Taylor
11. I Love The Way You Love Me -- Individuals
12. Blata Blata -- Michael Kirkland
13. Guess Who -- Sunny Ozuna
14. Deep Shadows -- Little Ann
15. Please Come Home -- Garland Green
16. Touchdown -- Rare Gems Odyssey

UNDERGROUND OLDIES VOL.10 (I.T.P. RECORDS #8910)

1. Oh Me Oh My -- Mike James Kirkland
2. Dont Do It -- The Sweet
3. Oh Love -- Landy Nova
4. Shopping For A Love -- Mike/The Censations
5. As Long As I Live -- The Fantastic Four
6. Tears Big As Cantaloupes -- Richard "Dimples" Fields
7. Youve Hurt Me Now -- Lovelites
8. Bapy I Apologize -- Sunny Ozuna
9. The Power Of A Woman -- Spencer Wiggins
10. Mr Heartbreak -- Delegation
11. Million Miles To Paradise -- Ronnie Cook & The Superbs
12. Honey Honey Honey -- The Challengers
13. Wish You Were Here -- Joe Liggins Jr. & His Honey Drippers
14. My Dream -- Sunny Ozuna
15. Didnt Love Me Anyhow -- Act One
16. What Did I Do Wrong -- The Mayberry Movement
17. Didnt Take Much -- Rare Gems Odyssey