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カテゴリ:シンガポールのこと。
シンガポールの伝統的な朝食に「カヤトーストセット」があります。「Kaya(カヤ)」は卵、ココナッツミルク、砂糖とパダンリーフを原料にしたジャムで結構甘味があります。因みにカヤはマレー語で「豊か」という意味です。
トーストしたパンにカヤジャムと厚めに切ったバターをのせ、半熟ゆで卵2個(お好みで濃口醤油と白コショウをかけて)に「Kopi(コピ)」と呼ばれる甘い味のコーヒーで1セットです。家庭でというより老舗店の「Yak Kun Kaya Toast」や「Killiney Kopitian」やホーカー、フードコートのショップで食べるのが定番です。 特に朝ごはんに甘い物はちょっと・・という私でも来星当時はカヤジャムの絶妙な甘さに虜になり出勤途中のホーカーのショップで一ヶ月ぐらい食べ続けました。ただ要注意はココナッツミルクのためカロリーが高いことです。 このカヤジャムは少数派ですが、日本からの出張者で(そのご家族も含めて)虜になる人がいて、いろんなカヤジャムを探してお土産に手渡した時期がありました。 「Yak~」店の瓶入りカヤジャムは小さいサイズもあってお土産にはぴったりですが、やはりゴージャス感ではラッフルズホテルのカヤジャムには適わないです。値段は「Yak~」の2倍ほど(それでも10ドルぐらい)ですが、ホテルのロゴ入りの麻袋も素敵なお土産になります。 コロナ禍になって来星出来ないため、郵便で送ろうとしましたが郵便ではジャムやクリームは送れないと言われてしまいました。 そこでふと「Yak~」の「ハンドメイド・カヤバタークッキー(写真左)」はどうだろうと思い、送ってみたところ予想以上に好評でした。シンプルなチョコも付いていないクッキーですが、カヤジャムの豊かさが十分味わえる一品です。そして最近「カヤピスタチオクッキー(写真右)」を見つけて、試しに買ってみました。私にはピスタチオの味が際立っているとは思えずほぼ同じ味わいですが、やはり豊かさを味わえる極上のスイーツです。 調べてみるとこのクッキーは値段の手頃さもあってシンガポールのお土産の第2位でした!日本製の品質が素晴らし過ぎることもあってシンガポールのお土産というと「悩む」ことが多いのですが、これはちょっと力強い味方をつけた感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.26 12:37:08
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