カテゴリ:ひろせファームの心の巡礼
ただいま
GW突入 野菜を出荷すれば出荷しただけ売れる こんな時期に出荷できる 野菜が少ないのだ 秋冬野菜と 夏野菜の転換期・・・・・ ここで 腐ってはいけない 腐ってはいけない ならば どうすれば? どうすればいいのだ? 自分探しの旅に出るのか? いやっ 自分に都合の良い 自分なんてこの世に存在しない どうすればいい?? どうすればよいのだっ! そうだ 発酵しよう えっ 発酵!? 腐らずに発酵・・・・ ということで 堺から 南阪奈で50分 奈良橿原今井町 重厚な本瓦葺きの家屋を通り抜け ダイワハウスのCMの舞台にもなった 恒岡醤油醸造本店さんへ (職人+ 気さくなおっちゃん+化学者)*1.15(GW係数)÷3 そんな感じの主人である。 私は恐る恐る 声を押し殺すように 「腐らず発酵してるのですね・・・・・」 主人 「腐らず発酵?発酵ねえ・・・」 しょうゆ麹(こうじ)の香り漂う近江商人の生家をおもわせる建物の中は 重たい空気が漂った 5秒後・・ 主人 「では こちらへ」 私達は 真っ暗闇の「関係者以外立ち入り禁止」の古ぼけた看板の向こう側へ 醤油は 大豆だけだと思っていたのだか 小麦も入っている。 主人 「大豆を蒸す 小麦を炒る そして 塩」 「そして種麹(こうじ)」 「大豆 小麦の量の比率が一番重要なんです」 この主人のお話しが面白い 説得力がある 実に面白い! 主人 「この大桶 100年間 洗ってないんです。この杉の木の中に発酵に有効な菌が染みついているんです」 私 その「菌」はただの「菌」ではなく、まさしく「金」ですね もう 私は夢中に質問を投げかけた <「発酵する 適正温度は」 「大豆 小麦 の比率を変えると味にどう影響するのか?」 「熟成期間を長くすると味にどう影響するのか?」 「高級醤油と一般の醤油 なにがどう違うのか?」 めんどくさい訪問者である 息子と嫁さんは 半分あきれている。 主人 「こっちも見ますか?」 えっ もしかして 核心部?? そう 核心部へ 空気を読まないこんな私でも 写真撮影は自粛である。 醸造中の大樽の上へ 第一印象 「濃い これは濃い そして黒い とてつもなく黒い」 「こんな匂いはじめてだ・・・」 最後に主人は じつは これからが大変なんです。 圧搾作業 加熱消毒作業・・・・ 大変勉強になりました。 私は うすくち醤油 ポンズ醤油 濃口醤油を購入 醤油 それは主人が作っているのではなく たぶん 自然が作っているのだろう。 私達は 橿原今井町を後にし 無添加寿司「くら」へ お寿司に 醤油を垂らし 旅の思い出を振り返るのであった。 ぜひ 奈良橿原 今井町へ よろしければ ポチッお願いいたしまーーす にほんブログ村 野菜といっしょに元気を届けたい ひろせファーム公式ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.05 05:26:31
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