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カテゴリ:海外リーグ野球
『様々な動き』
本日も欧州について見ていきたいと思います。 まずはイタリア、WBCでは一次リーグを突破して準々決勝に進出して日本と対戦するなど躍進を遂げましたが、主にイタリア系アメリカ人で構成されたチームでした。 今回の欧州野球選手権大会では主にイタリア人で構成されましたが、結果はスウェーデンにまさかの敗戦で準々決勝に進めずに7位終わりました。 それについて記事が掲載されており、様々な原因が挙げられていました。 まずは青少年スポーツのコーチングと育成のリーダーであるスチールスポーツとイタリア野球連盟はパートナーシップを結び(記事)、ラソーダウェイと名付けられた育成システムをイタリアでも実施されるとの事で、今後の選手やコーチ育成に好影響をもたらす事を期待したいところです。 そして国内リーグにも問題点があると指摘し、「チーム数が多すぎる」「外国人の多さ」などを挙げていました。 現在プロ野球の16球団構想について不安の声として挙がるのがレベルの低下、これに関しては個人的にも同感で、あまりにも増やしすぎると本来プロレベルにない選手達までプロに入ってしまい、レベル低下は避けられないと思います。 そして肝心のイタリアですが、セリエAだけで何と30球団ある事が判明、欧州の中では盛んな方とは言え、野球人口がそこまで多くないイタリアで30球団は確かに多すぎますね(MLBと一緒…)。 来年以降から移行について検討していく事が書かれています。 また、新しく結成が検討されているヨーロッパ野球チャンピオンズリーグ(記事)ですが、どうやらイタリアが中心となっていた事が判明しました。 今回の結成に関してはWBSC欧州や各国の野球連盟もしっかりと参加しているので根回しは完了しているのかなと感じ、ELBやESLBのような事にはならなさそうで一安心です。 ただ様々な欧州野球リーグを取り上げられている方のサイトから様々な疑問点が挙がっており、その辺りをどうクリアしていくのか今後の情報を追っていきたいと思います(記事)。 ただこれは欧州チャンピオンズカップに取って替わる大会との事ですが、出場権を得ていたはずのスペインなどはどうなるのでしょうかね? 最後にポーランド、どうやらWBC予選に出場したい意思があるようで、何とポーランド系アメリカ人を代表に招聘したいとの事で、選手の募集を行っているようです。 こういった動きはアイルランドにもあるようで、ひょっとするとWBC予選の参加国枠を増加させる意図があるのかも?しれませんね。 基本的にWBC予選に参加するにはMLBの招待が必要ですが、今回イタリアに勝利を収めたスウェーデンと共に候補に挙がってくるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.07 20:17:02
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