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ドン・愚利公の連れづれ草

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Aug 25, 2007
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テーマ:釣れ連れ草(432)
カテゴリ:徒然草
正午過ぎ、思い立って県総合文化公園へ出かけた。自宅から車で30分の距離。

公園には、図書館、美術館、芸術劇場の3施設と文化広場と広い緑地がある。宮大農学部の跡地。

図書館オープン時1年間はここに勤務し、続けて芸術劇場建設の専任コーディネーターになった。

美術館もしばらく担当したので都合9年間の面白い仕事であった。

しかし、最近は疎遠になり、この地に立つのも数年ぶりで感慨深いものがあった。

暑いさ中、何故文化公園くんだりまで出かけたのか?

県立図書館の姿をデジカメで撮るため。

何のために?図書館の実質的設計者故泉沢裕氏の追悼文を書く資料にするためである。

画像 834.jpg
このデザインが泉沢氏のものかどうかは知らない。

画像 841.jpg
2F光庭、壁画の計画があったが予算不足のため絵心のある泉沢氏が下絵をデザインした。

県立図書館は新館完成後19年、設計はその3年前から開始されている。

自分は、計画段階から設計施工・オープンに至る4年間を県側の専任職員の一人として働いた。

その過程で安井建築設計に勤務する泉沢氏とは肝胆相照らす仲となり実にいい仕事ができた。

その彼は自分と時を同じくしてガンを患い、僕が生還退院した日に息を引き取ったのである。

泉沢氏は、宮崎での体験を生かし、大阪で異業種交流の「知的交遊会」を主宰した。

自分は遠隔地且つ薄給なので、原稿のみで参画していた。泉沢氏没後5年が過ぎた。

在阪メンバー発議で追悼文集を計画したので参加して欲しいとのメール届いたのである。

ちなみに泉沢氏所属の安井建築設計事務所は関西トップ、全国でも5指に入る事務所であった。

手がけた文化施設としてはクラシック音楽の殿堂「サントリーホール」の設計が有名である。

自分が次に芸術劇場を担当した際には泉沢氏の案内でサントリーホールの細部まで見せて貰った。

まあ、そんなことで9月15日日までに原稿書いて送らなければいけない。









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Last updated  Aug 25, 2007 06:13:37 PM
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