ドン・愚利公の連れづれ草

昨日届いたロールケーキ、亡くなる前の「としさん」からの贈り物。

その箱の中に入っていた「ハローキティー」ロゴ入りの可愛い袋。てっきりシロップと思い込んだ。


てっきりカルメラシロップ入りだと誤解して食べてしまったキティーロゴ入り保冷剤

下のほうに小さく保冷剤　食べられません、と書いてあるのを読まずに「キティー」に騙された。

お昼時、「利さんのケーキでも食べよう」というので「そうね」相槌を打った。

家内がケーキ箱、ナイフに「キティーちゃん」の袋を持ってきて「かけて食べる」と聞く。

ロールケーキにシロップをかけて食べたことは無いので「はさみとって」。

端っこをハサミで三角に切り、中身を搾り出すと、透明のゲル状の物質。？？？？。

それでも未だ２人とも「保冷剤」だとは気づかない。砂糖か何かで作った甘味料だと思った。

フォークで塗りつけて二口ぐらい食べ、「これは、なんかまずいケーキじゃなー」

全然甘くもないし、ケーキとは思えない味である。「こりゃあ、何じゃあ？」

今度は、あらたに搾り出した白いゲル状のものだけを掬って食べてみた。

甘くも辛くも苦味もなしの無味無臭の今までに一度も食った経験が無い物質である。

「こりゃ、なんじゃろかい」「ひょっとして、保冷剤や無い」と最初に家内が気づいた。

袋を確認。「クソー、保冷剤じゃがー、保冷剤をキティーちゃんなんぞに入れやがって！」

胃に入った量はせいぜい１０ｇ程度。食品用だから毒性の強いものではなかろうと思った。

それにしても保冷剤がハローキティーの袋入りとは僕らの常識を超えた「悪行」である。

製造元のＨＰで見ると「他と差別化できる商品」として宣伝している。理解できない考え。

ケーキ屋さんにも電話「かくかくしかじかで食ってしまった。ケーキにつけるのはやめて」

普通、説明書きなど読まないでも保冷剤と乾燥剤は大人ならほぼ分かる体裁に成っている。

キティーロゴ入りの可愛いい袋に入っている保冷剤など初めての経験。参った、参った。

保冷剤について色々と調べてみた。食ってもあまり心配は無そうなので安心をした。

ほのかに甘い「エチレングリコール」入りは、犬などが食べて死ぬ場合がある。

幼児が大量に食べると、下痢嘔吐などの症状が出る。

食料品用の保冷剤は間違って口に入れても害はない。