テーマ:ニュース(100222)
カテゴリ:ニュース
なんという衝撃的なニュースであろう。読んで涙が出てきた。運び手はやはり人であろう。
今夜は会議で事務局へ出かけていたので7時のニュースは見られなかった。 驚愕、衝撃のニュースは会議終了した9時半ごろ、青山アナウンサーが読むニュースから。 急いで帰宅してパソコンをつけて宮日と農水省のプレスリリースページを見た。 先ずは、miyanichi e press から。 『都城市で口蹄疫感染疑い 2010年06月09日 県は9日夜、都城市高崎町の農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛を確認したと発表した。 農場では肥育牛250頭を飼育。症状のみられた3頭と同一の畜舎で飼育されていた6頭を疑似患畜とみて、殺処分する。 遺伝子検査の結果は10日朝に判明する予定。』 何故250頭直ちに処分しないの?人が運ぶのなら同一農場の牛は感染している可能性がある。 次は、同じ事例の農水省プレスリリース版の概要。 『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の280例目について 本日、宮崎県都城市の農場において、口蹄疫特有の臨床症状を示す牛3頭を確認したことから、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととした 1 農場の概要 宮崎県都城市高崎町 肉用牛肥育経営 肥育牛250頭 2 経緯 本日、獣医師から宮崎県に対し、飼養牛に流涎(りゅうぜん)等を確認したと届出があった。 宮崎県が当該農場に立入検査を実施し、飼養牛3頭に流涎・舌のびらん等口蹄疫特有の臨床症状を確認したため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととした。 PCR検査(遺伝子検査)の結果は、10日朝に判明する予定。 3 今後の対応 PCR検査(遺伝子検査)の結果が陽性であった場合、同じ農場で飼養されている他の241頭も疑似患畜とし、速やかに殺処分・埋却を行う。また、宮崎県とともに、移動制限区域の設定等の防疫措置等を迅速かつ的確に実施する。』 震源域での感染がワクチン効果からか沈静化しつつあった矢先の飛び火。 川南町から南南西へ約60キロくらいかなあ?「高崎」は都城市の西端域。 畜産業の中心「山田」のすぐ隣り。都農町と川南町との関係に似ている。 都城市の畜産業規模は西都市・児湯郡の2倍以上あるのではないだろうか。 検査結果が陰性であること。最悪この農場だけで押さえ込むことを祈るだけである。 僕が不思議でならないのは、何故、検査機関を臨時的にでも宮崎県へ移設しないのか。 陽性かどうかを検査するシステムを現地に移設ないしは新設するくらい簡単にできそうなもの。 とにかく国のやり方はお粗末過ぎる。国産がなければ輸入してでも現地へ設置すべきでは? 1日のタイムロスが数百億円の支出につながるかもしれないというのに脳天気に過ぎる。 鹿児島県なんかも危機管理上、県独自に検査システムを導入すべきと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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