■砂漠■伊坂幸太郎
砂漠 伊坂幸太郎 Jノベル・コレクション実業之日本社 砂漠【内容情報】(「BOOK」データベースより)入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく―。【著者情報】(「BOOK」データベースより)伊坂幸太郎(イサカコウタロウ)1971年千葉県生まれ。95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュポンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。08年には『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎をダブル受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)楽天ブックスさんより引用させてもらいました。大学の法学部で同じクラスになった5人の4年間の出来事、事件を、春、夏、秋、冬、春と話は進んでいく。北村、主人公で一番普通人?一番初めに知り合った鳥井から「鳥瞰族」と言われる。鳥井曰く「上から全体を眺めてる、周囲を見下してる」と言う事らしい。鳥井、女性大好き、多数の女性と付き合っていると噂が。。。親が金持ちで考え方は軽い。好奇心から大変な事に。西島、砂漠に雪を降らせるぐらいの勢いがある。。。外見は小太り丸顔。いつも前向きだが極端すぎる所もある。東堂、誰もが美人だいう。あまり笑わない。美しいが故に次から次へと交際を申し込まれるが全て拒否。外見ではなく内面から好意をよせた人がいるが。。。南、周りが陽だまりのように暖かな雰囲気を持つ女性一見普通の女の子だが、実は凄い力を持っている。の大学生5人と、北村、鳥井、西嶋が合コン用の洋服を買いに行ったブティックの店員、鳩麦さんも少し絡んでくる。4年の間に色々な出来事に巻き込まれながらも、力を合わせて乗り越えていく。春、ボーリング場でのハラハラする出来事、夏、鳥井の身に起きた出来事、自分ならどうするだろうか?そんな時の西嶋の行動に拍手。。。秋、学園祭での出来事。冬、鳥井の思いが叶ってよかった。。。ハラハラしたけど。。。普通の大学生には経験できない事が起こる。全てに登場する通り魔事件(プレジデントマン)、夏からは高級住宅を狙う泥棒、鳥井の野次馬根性からとんでもない事になるが、若いからこそ後先考えずに行動してしまう事もあるんだろうなぁ?同じクラスに、東、西、南、北、と揃ったから麻雀をしようとか、ボーリングに行こうとか、ピンチになった時の友達の力、友達って良いなぁ~。仲間って良いなぁ~。って思った。ワクワクしながら読み進んでいくと、所々に『なんてことはまるでない、はずだ。』とあるんですよね~で・・・・え~っ(爆)少し追記しました。