【告白】★松たか子
告白が、あなたの命につきささる告白 HP告白 シネマトゥデイスタッフ監督・脚本: 中島哲也 原作: 湊かなえ 撮影: 阿藤正一 / 尾澤篤史 照明: 高倉進 録音: 矢野正人 美術: 桑島十和子 編集: 小池義幸 キャスト松たか子 (森口悠子) 木村佳乃 (下村優子(直樹の母)) 岡田将生 (寺田良輝(ウェルテル)) 西井幸人 (渡辺修哉) 藤原薫 (下村直樹) 橋本愛 (北原美月) チェック2009年本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、教え子にまな娘を殺された中学校教師の復讐(ふくしゅう)を描くミステリー。『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督がメガホンを取り、事件にかかわった関係者たちの告白によって真相が明らかになっていく緊張感あふれるドラマを作り上げた。『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』の松たか子がヒロインの狂気を体現するほか、『キラー・ヴァージンロード』の木村佳乃、『重力ピエロ』の岡田将生らが共演する。ストーリーとある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。前調べ無しの鑑賞でした。CMでしか内容は知らなかったので、こんなにダークだとは思いませんでした。途中でホラー??と思えるほどにグロイシーンもありビックリでした。CMで流れてる「娘は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたのです」のセリフで、私は同級生のいじめによって娘が自殺でもしたのかな?と思っていました。が、違ってました。このような犯罪をテーマにした作品はやはり重いですね。レビューも難しいです。。。書いては消し、書いては消しを繰り返しました。冒頭の、森口悠子(松たか子)先生の告白。生徒が聞いていようがいまいが関係なく淡々と話し出します。この作品の生徒達をみて感じたんですが、最近の中学生は教師の話もまともに聞けないんでしょうか?皆が自分勝手な事をしている事に、ちょっとビックリです。。。実際はどうなのか知りませんが??事故死として処理とされた自分の娘の死。そして少年犯罪について語りだします。少年犯罪は少年法に守られてたり、ネット、マスコミなどの報道により英雄扱いされたりと、少年犯罪の現実について語っていきます。かなり長い時間でした。少年犯罪は守られてる部分が多く、被害者側からすれば納得出来ない事が多いと思います。被害者側からすれば、犯人は少年だろううが、成人だろううが関係なく、絶対に許す事は出来ないと思います。犯人が心から反省していれば別ですが、何事も無かったかのように平然と暮らしていたならば。。。その姿を目の当たりにしてきた森口悠子(松たか子)が、復讐したくなる気持ちも分かります。でも、やり方にビックリ!!淡々と話すその事実に・・・ゾワッと鳥肌が立ちました。森口悠子は新任のウェルテル先生(岡田将生)を利用し、少年A渡辺修哉(西井幸人)、少年B下村直樹(藤原薫)を追い詰めて行きます。利用されてる事も知らずに熱血教師のウェルテル先生は、森口悠子の助言を信じ行動を起こします。結果、少年A渡辺修哉(西井幸人)、少年B下村直樹(藤原薫)をもっと追い詰めてしまう事に。この二人の少年、家庭に問題がありました。母親の愛が足りなかった少年A。母親に認めて貰いたい!ただそれだけで。。。母親に溺愛されてた少年B。友達が欲しかった!だから協力した。。。なのに。。。あまりにも軽薄としか言いようがない!!簡単に実行してしまう事の恐ろしさ。森口悠子は、満足だったのでしょうか?彼女が復讐しようとした事によって起こった事があまりにも悲惨で、気持ちは分かる部分もありましたが、森口悠子に共感はできませんでした。結局この作品、良い人っていたんでしょうか?衝撃的で、後味はあまりよくありませんでした。話の進め方は面白かったです。森口悠子の告白から始まり、少年A渡辺修哉(西井幸人)、少年B下村直樹(藤原薫)、少年Bの母親、下村優子(木村佳乃)、ウェルテル先生(岡田将生)、少女、北原美月(橋本愛)等の告白で進められていきます。順番は違うかもしれません。。。少年犯罪!!少年法っていったい!!少年犯罪 ウィキペディア少年法により、成人とは違った特別の措置が講ぜられる。14歳未満の場合、児童相談所へ通告し、児童自立支援施設等へ入所。14歳以上の場合、家庭裁判所に送致。 重罪の場合検察庁を経由し、家庭裁判所に送致。罰金以下の犯罪の場合、直接家庭裁判所に送致。2007年(平成19年)11月1日改正 [編集]14歳未満の場合、児童相談所へ通告。必要な場合により児童相談所経由で家庭裁判所へ送致。14歳以上の場合、成人と同様に扱い警察や検察庁の捜査が行われ家庭裁判所に送致。家庭裁判所の審判の結果により、少年院送致、保護観察、児童自立支援施設から、最もふさわしい処分が選択される。特に凶悪な場合は、逆送が行われ検察官により起訴され、地方裁判所にて刑事裁判として執り行われる。なお、少年院に送致可能な年齢の下限を設け、おおむね12歳以上とすることを盛り込んだ。