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2016.03.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
5年前の2011(平成23)年3月11日に発生した「東日本大震災」が、他の自然災害と決定的に違うのは、津波・地震だけでなく「東京電力福島第1原子力発電所」でメルトダウンが起きたことです。

 福島原発事故の教訓は、「絶対に安全な原子力発電所はない」ということと、事故の後の「正確な避難情報を適切に出す大切さ」だと思います。
 福島原発の事故後の東京電力や政府の対応には、残念ながら疑問符(?)をつけざるを得ません。

 まず、原発事故の判定で最も重要であるはずの「メルトダウン(炉心融解)」の基準が、東電の『原子力災害対策マニュアル』には、「炉心損傷割合が5%を超えていれば炉心融解(メルトダウン)と判定する。」と明記されていていました。

 このマニュアルに従えば、原発事故3日後の2011(平成23)年3月14日には、「1号機の炉心損傷55%」、「3号機の炉心損傷30%」と確認されているので、メルトダウンと判定・公表できたはずでした。
 ところが、実際に「メルトダウン(炉心融解)」を公表したのは、2カ月後の2011年5月でした。
 早期避難の時期は、完全に失しています。

 そして、このマニュアルの運用間違いに気づいたのは、5年後の今年、2016年になってからです。
 それも新潟県の求めに応じて、当時の経緯を見直した際ということです。
 こんな重大で基本的なミスが、原子力事故対策のプロの東電に許されるのでしょうか。

<福島第1原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)>

福島第一原発.jpg


 もう一つ、文部科学省の「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム=スピーディ)」のデータも、震災直後の1ヶ月あまり公表されず、避難には活用されませんでした。
 今年になって、やっと政府は「自治体の判断で、避難にSPEEDIを活用してもよい」との見解を示しましたが、「原子力規制委員会」の2016年3月16日の見解では、これに否定的です。

 一方、政府や東電は、福島県内の「除染」が進み、福島原発の「廃炉プロセス」は最長でも40年以内に終わると言っています。
 福島は安全になりつつあると、政府や東電は言いますが、本当に「安心してください」と言えるのでしょうか?

 こういう時に正しい判断をするためには、私は、「欧米のマスコミの記事」を見るのがいいと思っています。
 そういう意味で、私はBS1の「ワールドニュース」で世界各国のニュースを見るのが好きです。

 それでは、ヨーロッパやアメリカに本拠を置くマスコミの2016年3月の記事から、福島原発の今を欧米でどう報じられているのかを見てみましょう。

 
<以下、2016年3月の欧米マスコミ記事から抜粋・要約>

・ 現在も「福島第1原発」の放射線は依然として非常に強く、炉内に人間が入って、溶融した燃料棒の塊を発見・除去することは不可能な状態である。

・ 福島第1原発の溶融した燃料棒は、原子炉内の格納容器を突き抜け、「現在の正確な場所」は誰にも分からない。

・ 東京電力では、溶融した燃料棒を探すためにロボットの開発に取り組んでいるが、ロボットが原子炉に近づくと放射線によって回路が破壊されてしまい役に立っていないのが現状。

・ 福島第1原発にいる8000人以上の作業員の多くは、「原子炉を冷却するための注水」に関連した作業をしている。

・ 「放射性物質を含む水」は、原子炉から汲み出され敷地周辺のタンクに貯蔵されているが、許容量がいっぱいに近づいており、100万トン近い汚染水をどう処理するかが、最大の課題の1つ。

・ 東京電力は、事故処理作業は「約10%完了」したと話しており、「廃炉プロセス」には30─40年かかる可能性があると言っている。
 しかし、専門家によれば、東電が「燃料の位置を特定できない」あいだは、進捗状況や最終的な廃炉費用を評価することはできない。


 日本の「原発ニュース」がわかりにくいのに比べて、欧米の記事の結論は単純明解ですね。
 結局、メルトダウンした原子炉の処理は、「現在のところ解決方法がない」というのが本当のところのようです。
 解決方法を、確立するのが「緊急かつ最大の課題」ですね。

<緑の稲穂>

IMG_2972.JPG

 もう一つ重要な課題は、「放射線の人体への影響」と「安全基準」の確立です。

 「福島第一原発の敷地内で、防護服を脱ぎ普段着で作業を始めた」とか、「福島原発事故の避難解除区域を拡大する」という記事が出ていましたが、「原子炉処理の解決方法がない」中で、本当に科学的根拠があって安全なのでしょうか?。

 「原発問題」をわかりにくくしている一つの要素に、「様々な単位」の氾濫とその「安全基準」の曖昧さにあります。
 そこで、代表的な単位、「ベクレル」と「シーベルト」の違いを、簡単に説明します。

 「ベクレル(Bq)」は、放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数(放射能)を表す単位です。
 主に、食品や水・土壌の中に含まれる「放射能の総量」を表す場合に使われます。
 「1キログラムあたり1000ベクレル」の様な形で使います。

 ちなみに、日本の暫定基準値は、セシウム(Ca137)が200Bq/ℓで、ヨウ素(I131)が300Bq/ℓですが、WHOの基準はどちらも10Bq/ℓです。
 日本の基準は、WHOの20~30倍です。高すぎませんか?

一方、「シーベルト(Sv)」は、外部被曝や内部被曝で実際に人体が影響を受ける線量を表す単位で、「1時間あたり1ミリシーベルト」の様な形で用います。
 「国際放射線防護委員会」では、累計で200ミリシーベルト以上浴びると、「発がん率」が大きくなり危険としていますが、それ未満の少量の放射線の影響については、「詳細はわからない」のが現状です。

 ちなみに、原発事故後に国が決めた避難基準と校庭の使用制限基準は、「年間 20 mSv(マイクロシーベルト)」ですが、長期的な目標は年間1mSvです。
 もし仮に、 基準の20 mSv を撤回し、避難区域を 1mSv に設定したら、福島県と宮城の一部、関東の一部が避難区域になります。

<チェルノブイリ原発の石棺>

Chernobylreactor_1[1].jpg

 1986(昭和61)年に発生したウクライナ(当時はソ連)の「チェルノブイリ原子力発電所事故」
では、「石棺」と呼ばれるコンクリートの建造物で、メルトダウンした原発を覆っています。

 それでも、半径30km圏内の住民約11万6000人は強制避難させられ、「線量ホットスポット」と呼ばれる北西側の地域も避難対象となっていて、計40万人超が移住を余儀なくされています。
 この先行事例(?)を参考にして、慎重に安全側をとって対処してほしいものです。

 原子力発電所の燃料の「炉心融解(メルトダウン)」が進行し、圧力容器・格納容器外に漏出するのを「メルトスルー」と言います。
 また、原発の建屋を抜けて、外部へ漏出した場合は「メルトアウト」と表現されます。

 福島原発の溶融した燃料棒の「現在の正確な場所」が、誰にも分からない以上、残念ながら「メルトスルー」や「メルトアウト」の可能性も、否定できないのでしょうか。

今は、福島原発の事故処理が、東電の言うように早く終わり、「安全で安心な福島」が取り戻せるように願うばかりです。
 少なくてもそれまでは、政府と東電が、放射線の恐怖から、住民や作業員の「安全と健康」を守ってほしいものです。

<キュリー夫人(1911年)>

Marie_Curie_(Nobel-Chem)[1].png

 おしまいに、放射能を発見、命名し、ノーベル賞を2度(物理学賞、科学省)受賞した「キュリー夫人(マリア・S・キュリー、1867年~1934年、ポーランド出身)」の名言を紹介します。

 キュリー夫人は、ポーランドに生まれ、10歳の時に母を亡くし、家庭教師をしながら勉強し、パリ大学へ行っても屋根裏部屋で勉強し、ついにはノーベル賞を2回、受賞しました。

 「なぜ、特許を取らなかったのか」との質問に、キュリー夫人はこう答えました。
「どうして、特許を取らなかったのか、ですか?
 そんなこと出来ますか、科学の精神に反します。」

 貧乏で苦労したキュリー夫人の、この言葉には、重みがあってすばらしいですね。
 放射能は、このような志の高い女性が発見したものであることを、みんなが思い出すべきだと思います。


<一句>
 透明な 恐怖乗り越え 咲けふくしま






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Last updated  2016.03.17 06:20:58
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