こたつむりの生活

午後、洗濯物をたたんでいた時のこと。
おやつを食べ終わって遊び始めた長女（小３）と次女（年長）が、なにやらモメている。
「どうしたんだろう？」と話し声に聞き耳を立てていると・・・






次女「えぇ～、だったらおねえちゃんがやってよ。」







長女「だめだよ、次女。そこであきらめたらダメだって！！」






次女「だって・・・・あたし、イヤだもん・・・。」







長女「だから～、そうやってすぐあきらめちゃうとこが

　　　いけないんだってば！！」







長女が次女を励ましている？？？






そっかぁ～、さすがお姉ちゃん！！
あきらめないでがんばることの大切さを教えてくれてるんだね！！
ありがとう！！






次女「うん・・・・、わかった。がんばってみるよ！」







長女「そうだよ！次女。がんばってっ！

　　　おねえちゃんもおうえんしてるから！！」






おっ！次女。ヤル気になったのね！！
顔つきが変わったみたい！！
・・・・ところで、何をヤル気になったんだろう？？






・・・あれ？こっちに来る。
母に用事ですか？？







次女「お、おかあさんっ！！」






私「はい？何？どうかしたの？」







次女「ちょっとおはなしがあるんだけど。」






私「何？どうしたの？」







母、ちょっとドキドキ。







次女「あの・・・・・、えっとぉ・・・・





　　　お、おやつをもっとくださいっ！！」







私「へっ？？？」






次女「だって、おやつもっとたべたいんだもん・・・・・って、　

　　　おねえちゃんがいってきてって。」　






な、なんじゃそりゃ～っ！！







つまり、長女は次女を励ましてたんじゃなくて、







けしかけていた。






おやつをもっと食べたいと思った長女は、次女を使って私に言いに行かせたのだ。







ずるがしこくなったものだ。






・・・なんて感心してる場合じゃなくて。







長女、言いたいことは自分で言いに来なさい。