IHは加熱だけじゃない?! 続・九電、驚異のメカニズム!
こんばんは。 今夜は夕食を食べ損なってしまったので、近所のファミリーレストランに行ってきましたよ。 出たのが0時半、帰宅は2時。歩いて片道30分程かかるのでちょっと遠いかな? ・・・でも車を使うほどの距離じゃないしねぇ・・・ さて、ヒートポンプとともにオール電化の一翼を担うIH。 以前ここで採り上げたIHアイロンを開発した(←ちなみにスチーム機能付も開発中)九州電力さんがまたやってくれました。 その名も、 「IHクーラー」! 。 (←ドラえもん風に) IHの基本的な仕組みは、中学高校で習う(・・・けど普通は皆忘れる)理論の単純な組み合わせです。 コイルに交流を流して電磁界を発生、その中にある金属(鍋の底)に電磁誘導による渦電流を作りだし、金属自体の抵抗によるジュール熱で加熱する・・・と言ふもの。 ところが、今回、九州電力さんが開発した「IHクーラー」は、「加熱」ではなく「冷却」にIHを使うもの。 面白いことに、コンセントにつなぐコードも、内蔵する電池もありません。 使い方は、IHクッキングヒーターの上に載せるだけ。 約30秒で、上部のプレートの表面温度をマイナス10度Cまで温度を下げるとのことです。 一体、どうやって冷却するの??・・・と思ってしまいますが、これも理屈は簡単。 以前からパソコンのCPUの冷却に使われている「ペルチェ素子」が使用されています。 つまり、IHのコイルによる電磁界を電源として利用、誘導電流をペルチェ素子に流し、上側のプレートから吸熱を行うことで「冷やす」のですね。 商品化時の価格は一万円程度を想定しているとのことで、これは売れそうな予感がします。 家庭でのアイスクリームやデザート作り、加熱調理後の粗熱取り(←電気がもったいないので個人的には反対ね)等に使えそうです。 ・・・いや、私も買いますよ、これ。 早く使ってみたい! 情報源:電気新聞