♪バレンタインは手作りで。♪
バレンタインといえばこれです。イギリス軍歩兵戦車 「バレンタインII」全長:5.41m全幅:2.63m最高速度:24km/h武装:2ポンド砲×1門,7.92mm機銃×1命名の由来 ビッカース・アームストロング社がイギリス陸軍省へ計画を提出したのが1938年2月14日だったことによるとされる。(今回購入した模型のインストには「バレンタインデーの2日前」とも書かれていますが・・・) 生産台数は8,275台で、第二次大戦初期から各地で活躍。ヨーロッパ戦線,アフリカ戦線の他,太平洋戦線では旧日本軍とも交戦した。 ・・・・う け ま し た ? フジミ1/76ワールドアーマーシリーズの「バレンタイン」です。 ライトの部分が少し「?」だったので手を入れた(資料を持っていないので、ホントにこれで良いのかどうか不明)のと、アンテナを伸ばしランナーで作ったくらいで、他はどこもいじっていません。 最近は3色迷彩や砂漠仕様の塗装が多く、久しぶりに単色グリーンを塗りたくなったため、太平洋戦線仕様の車両としました。チョコレート色も検討しましたが、流石にそれではネタ以外の何者でもなくなるので却下。<水性アクリル系による基本塗装>タミヤ水性アクリル塗料の筆塗り。 XF-61ダークグリーンを下地に塗り、その上に30%位に溶いたXF-58オリーブグリーン,XF-26ディープグリーン,XF-65フィールドグレイ等を、わざと色むらを出しながら塗っています。水彩画を塗るような感じです。 この上にさらに(これまた薄めた)XF-24ダークグレイやXF-9ハルレッドを部分的に乗せて退色や錆を表現。排気管とカバーには強めに。 転輪のタイヤ部はXF-63 ジャーマングレイ。履帯は同じ色の上に薄めたXF-1フラットブラック。 後部の布はXF-49カーキで塗った後、凸部にXF-60ダークイエロー。 エッジ部は、XF-65フィールドグレイとXF-60ダークイエローの中間色でドライブラシ。 足回りはXF-49カーキとXF-60ダークイエローで派手に汚してます。<エナメル系スミ入れ・汚し> タミヤのエナメル系塗料を使用。 XF-1フラットブラック,XF-10フラットブラウン,XF-24ダークグレイを混ぜ、ライターオイルで薄めて面相筆でスミ入れ。ライターオイルを含ませたティッシュペーパーで凸部に乗った塗料をふき取ります。 さらに、土埃の付着した感じを出し、また彩度を落とす為に、XF-24ダークグレイをライターオイルで薄く溶いて筆に少量付け、ペタペタと。<仕上げ> 乾燥後、GSIクレオスのB-514Mr.スーパークリヤーつや消しを軽く噴いて完成です。 同スプレーは水性アクリル塗料の上に使うと塗面を侵して凸凹にしてしまうのですが、戦車なので少しぐらい荒れても個人的にはOK。・・・少なめにすればね。 水性アクリルの上には同社の「トップコート」が推奨されていますが、うまくつやが消えてくれない事があるので私はあまり使っていません。 (自家製のフラットクリアをエアブラシで噴くのが一番上手くいくのですが、塗装自体よりも準備・片付の方に多く時間がかかるので面倒くさくて・・) イギリス車両はシャーマンとグラントしか(って、どちらもアメリカ製だよ、おい!)作ったことなかったのですが、なかなか良いですね。 タミヤさんが1/48でマチルダとかバレンタインとか出してくれないですかね。 ・・・写真が小さくて良く見えないです。失敗。