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払う事が出来るのに給食費を払わないという人のことが取り上げられた。「義務教育なのになぜ払わないといけないのか」とか「新車を買ってしまってそちらにお金が廻らなくて」といった言葉が紹介されて、バッカじゃないか・・という雰囲気が出てきた。
ただ、その時に必ず、「経済的な理由で払えないんじゃなくて、払わない人たち」という言い方がされていたと記憶している。 気になるんだが、「経済的な理由で払えない人たち」というのはどれくらいいるのだろうか? OECDの調査で、母子家庭の半数近くが貧困ラインに落ち込んでいるという現状があると報告されていた。『ワーキングプア』という番組でも取り上げられていたし、知り合いの小学校の教師から伝え聞く母子家庭の母親のハードな(三つぐらい職をかけもちしている)働き方の事も頭にあった。 常識外れの人間はいつの世の中にもいる。しかし、その連中のことを大々的に報道するよりも、「経済的に追いつめられていて本当に困っている人たち」の事を優先的に報道する事の方が大切ではないか。 庭先の沈丁花です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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