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幸せな投資家の徒然記

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2005年06月17日
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カテゴリ:フージャース
恐るべき(!?)0歳の投資家☆Rion☆ちゃんからMyPFの主力銘柄フージャース(8907)について以下のような質問が来ました。私の知る範囲の回答しか出来ないので参考になるか否か不明ですが(大汗)、自分の勉強のためにまとめてみました。(☆Rion☆写真館 http://plaza.rakuten.co.jp/babyrion/8000 可愛いです♪)

>株主数がかなり減ってきているでちゅが、売出等による需給悪化懸念はないでちゅかね??

(1)株主数

確かに株主数は、1,643人(04年3月)→5,292人(04年9月)→2,852人(05年3月)と減っています。ただ、昨年、公募・売出・分割(下記(2)資本政策参照)によって大幅に増えた株主が8月~12月の軟調な相場に耐え切れずに安値で売ってしまったことによる一時的要因のように思います。5月6日付の決算短信で会社側は「平成16年3月末に比べ1,209名増」と報告しており、株主が増えたという認識のようです。

勿論、外国(5.8%→3.7%→11.8%)と投信(0.3%→1.0%→5.3%)の割合が増えていることから、okenzumoさんの言われる如く「個人が損して、美味しいところは外人とプロが持っていく」状況だった可能性があるのは残念なことです。でもフージャースって「5%ルール」で外人や日本の機関投資家が出てきたことがなく(廣岡社長が保有株を売る時だけ(笑))、外人や機関投資家も本格買いとは言い難い状態ではないかと思います。(それとも密かに買い集めているのでしょうか!?)

(2)資本政策

フージャースの発行済株式総数(05年5月1日現在の普通株数)は現在108,660株です。

フージャースは上場以来、財政基盤の強化を図り流動性を高めて株主数の増加させるため、公募、株式売出し、第三者割当による新株発行などの増資、株式分割(無償交付)を行ってきました(一方で自己株式買い付けも実施):

資本異動:年月[発行済株式総数]

【02年10月店頭市場に上場=会社設立より7年10ヶ月】
02年10月 公募1500株(21万円) [6,300 株→7,800 株]
03年9月 公募1200株(460800円) [7,800 株→9,000 株]
【03年10月1日東証第二部上場(設立より8年10ヶ月)】
03年11月 分割1→3 [9,000 株+無償交付による増加株式数18,000 株→27,000 株]
04年5月 公募5000株(705190円)
04年5月 売出500株(705190円)
04年6月 第三者500株(668840円)
04年6月 分割1→3
[04年4月30日現在29,178 株→公募増資による増加株式数 5,000 株+第三者割当増資による増加株式数 500 株+株式分割による増加株式数 69,356 株→104,034 株]
(主に自己資本増加による財務基盤を強化するための新株式発行による財務活動で取得した資金は3,335,423千円(前年同期比138.2%増)となる)
【04年9月1日東証第一部上場(設立より9年9ヶ月)】

直近5月6日付決算短信の【目標とする経営指標】で、フージャースは、 (1) 年率20%以上の成長を継続(経常利益ベース;それ以上の成長も目指していく方針)、(2) 08年3月期に年間供給戸数2,000戸(埼玉県・千葉県の供給戸数ナンバーワンを目指す)、(3) 完成在庫ゼロの継続-と共に、<(4) 自己資本比率30%以上>を事業拡大と経営基盤強化のバランスを保つ上での経営目標としており(05年3月末時点では39.3%)、過大な銀行借り入れに伴う有利子負債の増大には慎重です。

今年1月の会社説明会でも、廣岡社長は「幸い経営が順調なことから多くの銀行さんが幾らでも資金を供給してくれる状態にありますが、『質』を重視する経営方針から借り入れは抑制しています」と話していました。

(3)資金需要継続と増資の可能性・費用対効果

ただ、フージャースは、東証一部上場を「更なる成長期のスタートラインとして引き続き成長し続ける社風を大切にしていく方針」の会社であるため、今後も成長のため、「事業拡大に伴うたな卸資産の取得のための資金需要は継続する」ことが当然予想されています。

増える資金需要に対して、会社側は、「営業活動によるキャッシュ・フローでの利益の確保や前受金の増加、財務活動によるキャッシュ・フローでの増資等による資金の取得を見込んでいる」としており、成長のためには公募、売出などの可能性が無いとはいえません。

また「株式の流動性の向上及び個人株主数の拡大を資本政策の重要課題」とし、「投資単位の引下げ」を「有効な施策の一つとして認識し、株式市場の動向等を勘案の上で必要性が認められる場合には積極的に検討する方針」であるため、将来的には、株式分割(無償交付)による発行済株式総数の増加(需給悪化)の可能性もあると思います。

確かに昨年の一連の大幅増資政策もあって株価は夏以降低迷しましたが、肝心なのは「増資の目的と効果」だと思います。フージャースの場合、増資による財政基盤強化・事業拡大効果は大幅な増収増益という成果をもたらし、株価も昨年来高値を更新しています。

今後も同じような事態となるか、将来のことは分かりません。ただ現在の堅調な成長が続く限り、増資や株式分割などの一時的な需給悪化で株価が低迷した場合=「良い投資機会」になるのでは、と個人的には考えています。

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以上は、フージャース投資歴がまだ浅い一個人投資家の私見に過ぎず、誤っている点や間違った解釈があると思います。当然のことですが、投資を検討なさる際は慎重に判断して下さい。





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最終更新日  2005年06月17日 03時57分27秒
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