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テーマ:アニメあれこれ(26278)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
進撃の巨人 3 #44 (3期7話) 『 願い 』☆前のお話は → 「第38話~第43話 あらすじまとめ」 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 「いいかい、ヒストリア。おかしな話に聞こえるだろうが、フリーダはまだ死んでいないんだ。フリーダの記憶はまだ生きている。お前は姉さんに会いたいか?」 「うん」とヒストリアが答えるとロッドは注射器を出した。それを見たエレンは思い出した。 「いいか、エレン。母さんの仇はお前が討つんだ」 樽? 突入。 サシャが弓を射る。 カーフィン:「火薬...そしてあの燃え方...油が入った袋が飛散している...これはまずい...信煙弾?...」 「24...32...敵数35。手前の柱に固まっている。作戦続行。すべての敵をここで叩く」 カーフィン(敵)は散開し複数で一人ずつ囲むよう指示。信煙弾でまわりが見えない敵にジャンらが背後から近づく。 「対人立体機動装置の弱点のひとつは散弾の射線とアンカーの射出装置が同じ方向を向いていることにある。つまり、敵の背面側は完全に射程外だ」 ジャンが、コニーが敵を斬った。 コニーのピンチをサシャが救う。煙に隠れながら戦うようにとアルミンが指示を出す。 「何よりの弱点は、2発撃たせてしまえば、次の装填まで時間がかかること」 ハンジも。(全員が手を汚した) ミカサは、敵に「何なんだ、あの女は...」と言われるくらい、 めっちゃ強かった。 そしてリヴァイもいる。やつを止めないと全滅するとカーフィンは思った。 「ヒャッホ~イ」とケニー登場。 「よお、リヴァイ。ほんとはおめえにかまってる暇なんざねえんだが、ここを突破されちゃ元も子もないんでな...仕方ねえ、遊んでやるよ...ベロベロバ~」 リヴァイに斬られて傷を負ったケニーは、「ばかやろう、痛えじゃねえか」と逃げた。 カーフィンにアンカーで攻撃されたハンジが負傷して落下。カーフィンは「総員最終防衛地点まで後退」と指示すると、ケニーに「隊長は儀式の間へ」と言った。ロッドのところへ向かうケニー。 礼拝堂では敵が近づきつつあることに気づいたロッドがヒストリアに急ごうと言う。 エレンに奪われた力はあるべき場所・ヒストリアの中へと帰るだろうと話し始めた。 「この洞窟は今から約100年前、ある巨人の力で造られた。あの三重の壁も巨人の力だ。巨大な壁を築くことで人類を守ったのだ」 「そしてその巨人の力は人々の心にまで影響を与え記憶を改ざんした。それはいくつかの血族を除いてだが、その末裔も他の人類も100年前の世界の歴史を誰も覚えていない」 「ただひとり、フリーダ・レイスを除いては...フリーダが持っていたものは巨人の力だけではない。この世界の成り立ちとその経緯のすべてを知っていたのだ」 「彼女がそれを手にしたのは15歳の時。今から8年前のこの場所で彼女の叔父にあたる私の弟を食べた時からだ。フリーダは始祖の巨人の力と世界の記憶を継承した。同じことが100年、何代にもわたり繰り返されてきた」 「要はフリーダが巨人の力を使えれば何も問題はなかったのだ。この世の巨人を駆逐することもできたであろうな。彼の父親が奪ったりすることがなければ」 「今、その力はエレンの中にある。しかしその力はレイス家の血を引く者でないと真の力が発揮されない。彼がその器であり続ける限り、この地獄は続く...」 「オイオイオイオイ...それじゃあ、レイス家がエレンを食わなきゃ真の王にはなれねえのかよ」 「そうだが?」 「じゃあ、俺が巨人になってエレンを食っても意味ねえのかよ...」 「私が嘘を言っていると思うか」 「いいや。この継承の儀式の瞬間だけは嘘をつかねえはずだと思ったから、この日を待った。まったく、俺の気持に気づいておきながら散々利用してくれたもんだな。この色男がよ」 「感謝する。お前のような野良犬を引き入れたとちくるった弟の気まぐれに」 「これ以上ウーリーを侮辱すれば、てめえの頭が半分減るぜ」 「やめろ、父を放せ」 「ああ、おめえは何て哀れなんだヒストリア...もうわかっただろう? この親父はおめえを化け物に変えてエレンを食わせようとしてんだとよ」 「それが私の使命でしょ。そう、私はエレンを食って、姉さんを取り戻す。そして世界の歴史を継承し、この世から巨人を駆逐する。それが私の使命よ」 「おまけに、自分が巨人になりたくねえから、弟や娘になすりつけるようなクズ。それがおめえの父親だ」 「違うぞ、ヒストリア。私が巨人になるわけにはいかないんだ...他の者を信用してはいけない...」 「へえ、そうなのかい」 「ケニー、今までよくやってくれた。お前は自由だ。他の生きがいを探して...長生きしろ」 「それじゃあ、つまんねえんだよ」 「巨人になればいい。もうジャマはしねえよ。ただし、よーいドンでだ。お互いが巨人になって殺し合う。ヒストリアが勝てば平和が訪れる。エレンに負ければ状況は変わらねえ...」 「寿命が尽きるまで息してろって? それが生きていると言えるのか?」 ロッド:「ヒストリア、この注射なら強力な巨人になれる。食うといっても正確には背骨をかみ砕き骨髄液を体内に入れればよいのだ。急げ...」 「あ、何でよエレン。何で巨人化しないの? 私が巨人になれば食べられるんだよ。そのままだと」 「いらなかったんだよ。俺も、俺の親父も...親父が5年前にここでこんなことをしなければ、お前の姉ちゃんがすべて何とかしてくれるはずだったんだろ。親父が巨人の力をあるべき所から盗んだせいで、一体どれだけ人が死んだ?...アルミンのじいちゃん、トーマス、ナック、ミーナ、ミリウス...マルコ...リヴァイ班のみんな...ストヘス区の住人、俺を助けようとした兵士、ハンネスさん...とても俺は償いきれない。いらなかったんだよ...あの訓練の日々も、壁の外への夢も...俺はいらなかったんだ...」 「だから、せめて、お前の手で終わらせてくれ。俺を食って...人類を救ってくれ...あとは任せた...」 「エレン、あの時は、私のことを普通のやつだって言ってくれて嬉しかったよ」 ヒストリアが注射を打とうとするとユミルの声がした。 『お前「いいこと」しようとしてるだろ』 「あ...」 「お父さん、どうしてレイス家は100年もの間、巨人を駆逐して人類を解放してあげなかったの? すべての巨人を支配する力を持っておきながら...」 「それは...この壁の世界を造った初代レイスの王が、巨人に支配される世界を望んだからだ。初代王はそれこそが真の平和だと信じている。なぜかは、わからない...世界の記憶を見た者にしか...」 「私もかつて弟とともに人類を巨人から解放することを願い、父に何度も訴えた。しかしそれが叶うことはなかった」 「やがて父がその役目を託すときが来た。私は巨人の力を受け継いだ弟の目を見てその意味を理解した」 「この世界を創りこの世の理を司る、全知全能にして唯一の存在へと弟はなったのだ。それを何と呼ぶかわかるか。神だ。我々はそれを神と呼ぶ」 「私の使命は神をこの世界に呼び戻し祈りを捧げることにある。祈っているよ、ヒストリア。神は人類を導いてくれると」 「クリスタ...お前の生き方に口出しする権利は私にはない。だから、これはだだの...私の願望なんだがな...お前、胸張って生きろよ」 ヒストリアは注射器を割りロッドを投げ飛ばした。 「何が神だ。都合のいい逃げ道作って、都合よく人を扇動して...もうこれ以上、私を殺してたまるか」 ケニー:「ハハハハ、いいぞ、おめえら。おもしれえ」 エレン:「何やってる...ヒストリア」 ヒストリア:「エレン、逃げるよ」 「おい、やめろ。俺がこのまま生きてたら、みんなが困るんだ。早く俺を食ってくれ。もう辛いんだよ。生きてたって」 「うるさい、バカ。泣き虫、だまれ」 「巨人を駆逐するって? 誰がそんな面倒なことやるもんか。むしろ人類なんて嫌いだ。巨人に滅ぼされたらいいんだ。つまり私は悪い子。わかる? 最低最悪の超悪い子。エレンをここから逃がす。そんで全部ぶっ壊してやる」 「父さん、ウーリー、フリーダ...」 「待ってて...僕が...」 ★次回 「オルブド区外壁」 【感想】 ヒロイン・エレンw ヒストリアはユミルの言葉と「いらなかった」で覚醒したか? 強くてカッコよくて、ライナーじゃないが「結婚したい」が続出かwww で、なんかバカでかい巨人が出た~まあ、こぼれたの舐めてまともな巨人? になれるとは思えないけど。 ところで、リヴァイとケニーが戦うシーン、あれってアニメオリジナルみたいだね。すごくよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.20 10:59:25
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