|
テーマ:アニメあれこれ(26378)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
進撃の巨人 3 #47 (3期10話) 『 友人 』![]() ☆前のお話は → 「第38話~第46話 あらすじまとめ」 ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ![]() 『この世に俺より強えやつがいるなんて思いもしなかった』 ![]() 『これが巨人てやつか...本当にいやがったとは。それも壁の中に』 ![]() ウーリ:「待てロッド。撃つな。我々の存在を彼に漏らした者が議会関係者にいるようだ。それを明らかにしないといけない」 ロッド:「ならば力を使ってこの刺客を喋らせろ」 ![]() ウーリ:「それが叶わないのだ。察するに彼はアッカーマン家の末裔...ではなかろうか。であれば、私に刃を向ける理由は彼自身にある」 ![]() ケニー:「あああ、クソっ、許してくれよ~あんたホンモンの王様なんだろう...」 ![]() 『圧倒的な強者を前にした俺は脆かった。なんせ文字通り握りつぶされるのは初めてだし、暴力がすべてだった俺はその支えを失っちまったんだ。今思えば一族の恨みなんて大して感じてなかったのかもしれない』 ![]() ロッド:「おい、ウーリ、何の真似だ。アッカーマンなんだろ。こいつの記憶は消せない。殺すほかないのだ」 ウーリ:「我々がアッカーマン一族にもたらした迫害の歴史を考えれば君の恨みはもっともだ。だが、私は今...死ぬわけにはいかないんだ」 ![]() ウーリ:「どうか許してくれ。こんな小さな壁の中にさえ、楽園を築けなかった愚かな私を...」 ![]() 『あれほどの力を持った王が下賤を相手に首を垂れやがる。巨人にも度肝を抜かれたが、それ以上に自分の中の何かが大きく揺らいだのを感じた。俺はその場で「力になりたい」と伝えウーリは頷いた』 ![]() 『次の会議の席では俺にレイス家の情報を吐いたやつが消えて、そいつに吐かせたやつがレイス家の犬になってふんぞり返っていた。それが俺の新しい仕事』 ![]() 『ちと情けねえ格好だったが、こうしてアッカーマン家への迫害は終わった。晴れて青空の下を歩ける...ようになったわけじゃないが敵は減り続けるだろう』 ![]() 「クシェル? ああ、オランピアのことなら、だいぶ前に病気をもらっちまってから売りもんになってやせん」 ![]() 「おいおい...なんか随分と痩せちまったな...クシェル」 「死んでる」 「ああ? お前は? 生きている方か...おいおい勘弁してくれよ。わからねえのか。名前は?」 ![]() 「リヴァイ。ただのリヴァイ」 『そうかクシェル...そりゃ確かに名乗る価値もねえよな...』 ![]() 「俺はケニー...ただのケニーだ。クシェルとは知り合いだった...よろしくな」 ![]() 『愛想のねえ死にかけのガキ。クシェルの忘れ形見はそれだけだった。こいつを見殺しにできるほど人を捨ててねえが、親に代われるほどできた人間じゃねえ』 ![]() 『俺が教えられることは多くねえが...まずはナイフの握り方...ご近所付き合い、挨拶の仕方...身の振り方とナイフの振り方』 ![]() 『要はこの地下街で生き延びる術を教えたまでだ』 ![]() 『ここから出て地上に行きたきゃ勝手に行けばいい。ただしそん時はお前自身の力でな』 ![]() ウーリ:「祈りましょう。世界の真の平和のために」 ケニー:「中央憲兵? ああ、あんたらがそうなのか。悪いな、友だちいっぱい殺しちまって」 サネス:「そんなお前をも王は服従させ仕えさせたのだ。そこが王の果てしなさよ」 ![]() ケニー:「サネスさんよ。随分心酔されなさってるようだな」 サネス:「だから俺はどんな仕事もこなしていける。お前は違うのか? なぜ王の下に降った」 ケニー:「俺は...さあな、たぶんやつが一番強えからだ」 ![]() 『そう...この世で一番偉いのは、この世で一番強いやつのことを示す』 ![]() 『力さえありゃいいんだよ。少なくとも妹みたいな最期を迎えることはねえだろうからな』 ![]() 「私はもう長くない」 「んなもん、誰だって見りゃわかるよ」 ![]() 「バケモンのくせに老いと病にはかなわねえと...てめえにゃガッカリしたぜ」 「少し違う。この力はロッドの子供たちに引き継がれる。私はその子らの記憶の中で生き続けるだろう」 「そりゃ、どういうことだ? 力が引き継がれるだって?」 ![]() 「ケニー...この世界はそう遠くない未来、必ず滅ぶ。そのわずかな人類の黄昏に私は楽園を築き上げたいのだ」 ![]() 「お前は暴力を信じているな。それは避けがたいこの世の真実だろう。だが、滅ぼし合うしかなかった我々を友人にしたものは一体何だ? 暴力か?」 「は? 知らねえよ。ただ、お前にバカでかい腕で摘まみ上げられなければ俺はお前の頭にクソを詰め込んでただろうな。それこそ友人とやらになる前によ。ああ、避けがたい真実だ...」 「それでも私は、あの時の奇跡を信じている」 『やつとは最後まで同じ気分にはなれなかったが...』 ![]() 『やつの言う通りバケモンは受け継がれたらしい。目を見ればすぐにやつがいるとわかった。ロッドの娘も人々の愛がどうしたとか、平和がどうのこうのとか、似たようなことをほざいている。どうしてお前はそんな暇なことを言ってられる? お前に力があって余裕があるからか?」』 ![]() 『その力を手にしさえすれば、誰でも同じなのか? 例えば...俺でも...』 ![]() 「俺はケニー・アッカーマン。切り裂きケニーとかいうダセえ呼ばれ方もしたな。おめえらみたいな憲兵のエリートの喉を飽きるほど掻き切ったりしてきた罰なんだが、まあいろいろあって、この新設された対人立体機動部隊の隊長を務めることになった。よろしくな...あ? まあわけがわからんのもわかる。兵団にいたこともねえ殺人鬼がお前らのボスだって言われてもよろしくねえだろうよ...」 ![]() 「構いません。壁が壊されて2年...巨人の相手は諦めて人間と残された領土を奪い合う。それが我々の存在意義ですね。この壁のルールに従い我々が兵団組織を昇りつめた結果がこれです。構いませんよ。すべては無意味です」 ![]() 「へっ、安心しろ。調査兵団の対抗組織なんて大義名分、俺が考えた建前にすぎねえ。議会のクソ共を頷かせるクソ用の方便だ。何のためだって? そりゃあ、すべては大いなる夢のためだ」 ![]() 『神にも等しい力だ。それを手にしたやつは、みんな慈悲深くなっちまうらしい...』 ![]() 『こんなクソ野郎でもそうなっちまうのか知りてえ...一体どんな気分なんだ? そこから一体どんな景色が見える?』 ![]() 『俺のようなクズにも...本当にお前と対等な景色を見ることができるのか?...なあ...ウーリ』 ![]() 「ケニー。大やけどにその出血...あんたはもう助からねえな」 「いいや、どうかな」 ![]() 「ロッドのカバンから、ひとつくすねといたやつだ。どうもこいつを打って巨人になるらしいな...アホな巨人にはなっちまうが、ひとまずは...延命できる...はずだ」 「そいつを打つ時間も体力も今よりかあったはずだ。なぜやらなかった?」 「ああ、何だろうな。ちゃんとお注射打たねえと、あいつみたいな出来損ないになっちまいそうだしなあ...」 ![]() 「あんたが座して死を待つわけがねえよ。もっとマシな言い訳はなかったのか」 「ああ、俺は死にたくねえし力がほしかった...でも...そうか...今ならやつのやったこと...わかる気がする」 ![]() 「ハハハ、俺が見てきたやつら、みんなそうだった...酒だったり...女だったり...神様だったりもする...」 ![]() 「一族...王様...夢...子供...力...みんな何かに酔っぱらってねえとやってられなかったんだな...みんな何かの奴隷だった...あいつでさえも...」 ![]() 「お、お前は何だ?...英雄か...」 「ケニー、知ってることをすべて話せ。初代王はなぜ人類の存続を望まない?」 「知らねえよ...だが俺らアッカーマンが対立した理由はそれだ」 ![]() 「俺の姓もアッカーマンらしいな。あんた本当は...母さんの何だ?」 「ハッ、バカが...ただの...兄貴だ...」 ![]() 「あの時...何で、俺から去って行った?」 「俺は...人の親には...なれねえよ」 ![]() ![]() ![]() ![]() 【ヒストリア女王・戴冠式】 ![]() ![]() ![]() 「あの少女が壁の倍もある巨人を倒したって?」 ![]() 「ああ、多くのオルブド区住民が目撃してたんだ」 ![]() 「あの小さな体で我々を巨人から救ったのか?」 「影の王である父親の暴走を自らの手で鎮められたのだ」 ![]() 「我が壁の真の王よ~」 ![]() 「ヒストリア女王」 ![]() 「私が巨人にトドメを刺したことにしてください」 ![]() 「そうすれば、この壁の求心力となって情勢は固まるはずです」 ![]() 『まさか本当に仕留めてしまうとは...』 ![]() エレン:「待てよ、本当にやるのかヒストリア。ありゃミカサの冗談だって。そうだろ、ミカサ?」 ミカサ:「殴ったあとでこう言ってやればいい『殴り返してみろ』って」 ![]() エレン:「お前なあ、別に恨んでねえんなら、やめとけよ」 ヒストリア:「こうでもしないと、女王なんて務まらないよ」 ジャン:「いいぞ、ヒストリア。その調子だ」 ![]() 「うおおおおおおお」 ![]() 「あはははは、どうだ、私は女王様だぞ。文句があれば...」 ![]() 「お前ら、ありがとうな」 ![]() 場面変わって、こちら倒れるライナー(の巨人) ![]() 助けに走るベルトルト。 ![]() 「勝ったぜ。アニちゃん助けるのは後な」 ![]() 「座標の奪取を優先。当然だろ?」 ![]() 「ここで待ってりゃ、あっちから来るんだし」 ★次回 「傍観者」 【感想】 ケニーは何か野望を持っているのかと思ったけど、ウーリと対等な景色を景色を見たかっただけなんだね。悲しいけどいいお話だった。ケニーとウーリ役の声優さんも素晴らしかったね。原作より感動した。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.01 19:32:32
[★アニメ・本・映画] カテゴリの最新記事
|