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カテゴリ:リメイク
着なくなった服を市販の染料で染めてみたことがありましたが、元々の服の色が濃かったことと、染液に浸しながらの撹拌を怠ったことで、ドブにでも落ちました?という感じの色ムラだらけの悲しい仕上がりになりました。
貴重な素材というか資源が、私の手にかかったことで無駄になってしまった、排水も無駄に汚してしまった、と悔やみ、二度と染めには手を出さないと決めたはずだったのですが。 一枚の古シーツから作ったシャツとキャミソール、トランクス二枚の色が真っ白だと使いにくいなぁと思っていて(昔、祖父が履いていた白トランクス&白シャツのイメージが強いからかな?)、 何とか環境負荷と手間を最小限に抑えた染め方はないだろうかと調べていたら、黒豆の戻し汁で染めるYouTube動画にたどり着きました。 https://youtu.be/yhlhBgjQYk4?si=NpHUJP2hDJ66FJ07 ↑ こちらの方法は、草木染め特有?の、染める前に布を牛乳や豆乳液に通しておくという工程がなく、染めるために食材を犠牲にしなくても良いというのも惹かれました。 染めるのに使うのは黒豆の戻し汁だけで、豆そのものは無駄にせず食べられるし、市販の染料よりは排水を汚さずに済むから、前回の色ムラ失敗をふまえて再挑戦してみようか、という気持ちになりました。 ![]() 青みの強い紫色で、どうも好みではありません。酢を加えると赤みが増す、とどこかの記事で読んだので、画像の状態からザラザラとクエン酸を入れてみました。 ![]() 赤みが増すどころか、一瞬でピンク色になって驚きました。なかなか強めのピンクで、染め上がりを心配しましたが、濯いで乾かしたら、淡い色に落ち着きました。 ![]() クエン酸の量で色を調整できるなんて面白い。これはまた挑戦してみたいです。 200g500円だった北海道産の黒豆、まず戻し汁が染料として活躍し、豆は茹でた一部が今夜のハンバーグに、明日はカボチャサラダの具に入れて、後はスープやカレーに使おうかな~と、存分に楽しませてもらいました。 そうだ。母が毎年正月に黒豆を煮てくれるので、その時に戻し汁をペットボトルに入れて保管しといてもらおう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.13 14:54:16
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