対豪州戦、雪辱?
いよいよ、あす日豪対決。エルゴラは「この復讐から すべてが始まる」という いささか物騒な見出し・・。雨期の東南アジアツアーで お疲れモードの豪州勢に対し勝機あり。しかも名将ヒディングはいまはおらず・・。ということで、ニッポン、リベンジ!ということのようです。でも、ドイツW杯でも下馬評では 暑さには日本勢が強いなどといわれましたが、結局 高温は双方に消耗を強いて、最後は地力のあった豪州が粘り腰発揮、ニッポン息切れ・・でした。ま、多湿がどう影響するか。さて、わたくしは豪州勢の中で、ビドゥカがリーズにいるころから何故か気になっていて。<巨体を生かした強靭なフィジカルを持つとともに繊細なテクニックを持ち合わせている>といわれる同選手。重戦車の迫力ある走りから、つぎつぎにくりだす小技という感じに 素人ながら おおっ!と画面に見入っていました そのころ(日韓W杯直後)はCATVのJSKYだったと思いますが、ふんだんに英国プレミアリーグをやっていて FAカップまで中継してました。そうそうリーグカップも。おかげで 日韓W杯のベッカム人気から にわかにプレミアを見はじめ いやあ、色々なチームがいるんだなあ、ほんま戦い方が違うなあと感じましたし、W杯選手以外の多くの才能が活躍していることを知りました。 まだリーズがプレミアリーグにいて、チェルシーはスマートだがどうしても勝ちきれないチームで、ニューカッスルに不死身のベテランたるシアラーがいた頃です。そうそう、リバプールにオーゥエンがいました。所謂イングランドスタイルの中堅同士の試合、例えばニューカッスルとブラックバーンとかの たたき合いの試合、速射砲の撃ち合いのような試合に いやあ、分かりやすいし攻守の切り替えは早いし ボールもったらともかく前進だし うかうかして見ていてはいけないし・・と感じ入ってました。 そのプレミアで活躍する中に、結構豪州選手が多いことには この前のW杯前にさまざまな情報でやっと気づき、しかも自分のひいき選手、注目選手、気になっていた選手が ことごとく豪州出身だったので ちょい複雑でした。(ビドゥカ以外に、エマートンやニールも。ケーヒルはFAカップのとき見て印象に残る選手でした。まだプレミアのチームにいないときですが、不屈さと不敵さで光ってました、なぜか。やはり 南半球から来て がんばってる感じがしたのかなあ・・でも南米出身選手も同じですけど、その点は)あとで、ラグビー大国オーストラリアでは サッカーは移民のスポーツであったが 今回のW杯出場と健闘で 国民のスポーツになった という記事もあり・・なんか、そういう、けなげさをプレミアの豪州勢から感じていたのかなあとも。 先回はまだオセアニア枠で、南米勢を倒しW杯出場したときには実はニッポン出場くらい喜んでました。ですから ニッポンも豪州も両方勝て!とはいかないところが スポーツの厳しいところですが。両方にがんばってほしい、楽しみな試合です。