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LOST RELIGION

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22-20s

22-20s

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2006.02.05
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■□■ ガラス張りの誘拐 / 歌野晶午 ■□■


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■「私は断じて愉快犯ではない」―世間を恐怖に陥れている連続婦女誘拐殺人事件。少女惨殺の模様を克明に記した犯行声明が新聞社に届けられた。ところが、家族や捜査陣の混乱をよそに、殺されたはずのその少女は無事戻り、犯人とされた男は自殺、事件は終結したかに思われた。しかし、事件はまだ終わっていなかった。捜査を担当している佐原刑事の娘が誘拐されたのだ!しかも、犯人は衆人環視のなかで身代金を運べと要求する…。犯人の目的はいったい何なのか?刑事たちを待ち受ける驚天動地の結末とは!?偉才が放つ奇想のミステリ。 ■


■22-20sの感想■


■これはなかなか面白かったっす。
またまた通勤中に読むのにはピッタリ!

実によくできた作品。
まず、連続婦女誘拐殺人が起きる。
捜査中の刑事(優しすぎて、事情聴取が苦手で、いつもサウナに逃げ込む駄目駄目刑事(笑))は、誘拐された女子高生の通う学校の保健教師と知り合い、そこから情報を得る。。。(保健教師に頼るな!それでいいのか!刑事さん!(まあ、この刑事、人間くさくて好きだけどね(笑)))

その結果犯人は追いつめられた挙げ句。。。
それで、事件は終わったかに思えたが、今度はその刑事の娘が誘拐される。

この犯人の要求は奇想天外なものばかり。。。
犯人の目的はいったい。。。!?

そしてラスト、登場人物の過去が徐々に明らかにされていき、バラバラだった事柄が最後に一つに纏まる展開は素晴らしい。

歌野はこんな感じのお話のほうが得意なんじゃないかな。

この作品で、またちょいと株を上げました。
こいつぁ、オススメな作品。

が、最後に愚痴ります(笑)
展開の仕方などは歌野らしくて楽しめたのだが、あんまし印象に残らない作品かなっと。

一定のレべルには達しているのに、なんかいまいちな気分。■


ガラス張りの誘拐
ガラス張りの誘拐

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最終更新日  2006.02.08 01:14:59
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