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カテゴリ:B-6.ドールでフォト
コノミ以上に写真写りの悪い雛乃。
読者の皆様に見せられるような写真は撮れないと思っていたのだが、 ある時、思いついた。 「横顔があるじゃないか!」 斜め上から見下ろすと「つり目」になってキツイ表情も、 横から見ればアイが見えて写りがイイ。 後頭部から首にかけてのラインもキレイなので ポニーテールが映える。 「フフッ、ようやくアタシの魅力に気付いたワね。」 「あっ、ひなチンが喋った、久しぶりィー。」 「久しぶりィー、じゃないでしょ。ついでに雛乃って呼びなさい!」 「アンタが誰なのか分からん読者の方も多いよね、きっと。」 「ウウッ、じゃあ自己紹介します。私は雛乃と言ってぇー」 「あっ、メンドーだからイイよ、今回だけだし。」 「ガーン、なにソレーっっ!」 「横顔美人」 大好きな、南の島。 このビーチの自慢は、真っ白な砂浜だ。 「ね、知ってる?」 白いビキニ姿の彼女に呼びかけた。 「なぁに?」 砂の上に寝転んでいた彼女が顔を上げた。 「砂って普通、石が細かくなったものだろ?」 「うん。」 「ここの砂は違うんだ。」 「えっ?」 「サンゴに住む虫を食べる、ブダイって魚が作ったんだよ。」 「そうなの?」 「虫を食べるためにサンゴごとガリガリ食べて、細かくなった残骸なのさ。」 「すごい! だから特別な白いビーチなのね。」 「その通り。つまり今の君はブダイのウンコまみれってワケ。」 「エエーッッ!」 「ばっちぃー、エンガチョ!」 「なにソレーっっ!!」 ああっ、雛乃を題材にすると美しい文章にならんなァ、やっぱり。 「彼女の横顔から目が離せなかった。」とか言って終わるハズだったのに。 「エッ、ホントにコレで終わり?」 「うん。」 「納得がいかないワーっっ!!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.06 17:25:25
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