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テーマ:読書の愉しみ(1003)
カテゴリ:ミステリー三昧
永井するみの『歪んだ匣』は、神谷町の28階建てオフィスビルで起こる事件を扱った連作短編集です。
ビル内には、建設会社、外資系コンピューター会社、事務機器メーカー、ドラッグストア、カフェなどが入っています。そこで、強盗、殺人、自殺、事故、盗難などの事件が起こって、巻き込まれた人が推理、調査していしていくストーリーになっています。 第2話の『D・I・D』が一番明るく、ほっとする話でした。 キリシュ・コンピューター社に入社8年になる直里(なおり)は、総務部の中で電話関係の仕事を任されています。 上司から、問い合わせ係の稼働状況を調べてほしいと依頼されました。通話ログのチェックをしているうちに、妙な電話番号を見つけてしまします。それは、直里のプライベートに関わる番号で…。 D・I・Dは、ダイレクト・イン・ダイヤル、大容量の電話回線に付属する複数の電話番号のことだそうです。 参照元:永井するみ『歪んだ匣』祥伝社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 24, 2021 12:00:18 AM
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