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December 17, 2003
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カテゴリ:日々の生活
みなさん、こんばんは。
今日もグズグズしているうちにこんな時間。
日記も何を書こうかなと考えてはいたのですが、
どうもここ数日、気が乗らないというか、
常に重苦しい空気がまとわりついているようで。
楽しい日記を書きたいのにね。

今日もいつものように夫の両親と話をしていました。
父に召集令状が来た日のことを聞いていたの。
当時、父は小学校の教師をしていました。
父のクラスにこっくりさんを信じている子供たちがいて、
その子たちの占いによれば父は戦争に行かないはずだった。
子供たちは無邪気に「先生は戦争にとられないからね」
といって、嬉しそうにしていたんだって。
でもある日、父にもやはり召集令状が届いたのよね。
お別れの挨拶をした日、子供たちが目にいっぱい涙をためて
父のところにやってきて言ったんだって。
「もうこっくりさんなんて信じない!」
「先生、ぜったいに帰ってきてね」と。

それを聞いて、私は思わず涙が出てしまった。
「戦争に行く」ということは、
もう二度と会えなくなるかもしれないということだ。
大好きな先生、お父さん、お兄さんと、
あるいは最愛の夫や恋人と、親にしてみれば息子や孫と、
もう二度と会えなくなる、これが最後かもしれない。
幸いにも父は戦地には送られずに生還したのだけれど、
その時の子供たちの気持ち、父の気持ちを思ったら、
もうどうにも悲しくて切なくてたまらなかった。

戦後、二度とそんな思いをしなくてもいい国に
日本はなったのではなかったか?
誰かが戦地に行って死ぬかもしれないなんてことを
考えなくてもいい国になったのではなかったか?

自衛隊は戦争に行くのではない。

そうかもしれない。
たしかに日本は戦争をしにイラクへ行くわけではなく、
「国際貢献・人道支援・復興援助」という大義名分を背負っていく。
でも、自衛隊を海外へ送ること、それ自体が問題なのだ。
そうやってひとつずつ「~ではない」から
と許してしまうことによって、いつの間にか
守っていたはずだと思っていたものが
その形をとどめなくなっていたら?
元に戻そうにもそれができなくなっていたら?
私の最近の不安はそういうものなんです。
そしてそれがとても怖いんです。

今日は私の大好きな幻泉館主人さんの真似をして、
過去の日記の「蔵出し」というのをしてみます。
今ほど民意、世論というものの力を信じたい時はないから、
どうぞ平和を願う国民の声が政府に届きますように、
という願いを込めての再掲載です。

----------

【2003年3月15日付楽天日記より】
「ジャネット・ランキンを知っていますか?」

行って参りました、講演会。
「政治学習会」ということで、タイトルは
「なぜ民意と政治は離れてしまうのか
~ジャネット・ランキンの生涯を手がかりに~ 」
非常にためになるイイお話でした。

おととしの911テロのあと、アメリカの下院で
ブッシュ大統領に武力行使を認める決議を採択した際に
民主党の女性議員、バーバラ・リーさんがたった1人反対しました。
結果は420対1という、圧倒的な差。
この時にみんなが思いだした1人の女性がいました。
1941年、真珠湾攻撃を受けたアメリカが
日本に対して宣戦布告をするかどうかという決議の時に、
下院でたった1人、反対票を投じた女性議員。
それがジャネット・ランキンだったのです。

簡単に略歴を説明しますと、
1880年にモンタナ州に生まれ、大学卒業後、女性参政権運動に参加。
1915年、女性平和党に参加し、
1916年に初の女性国会議員としてモンタナ州の下院議員に当選。
第一次世界大戦へのアメリカの宣戦布告に対して反対票を投じる。
1940年、モンタナ州で国会議員として2度目の当選。
1941年、対日宣戦決議に対して、たった1人反対投票。
その後も生涯を通して反戦・平和運動を続け、
1943年92歳で死去。

という人なのですが、とりあえずこれを読んでみてください。
1940年1月16日にラジオで放送されたものです。
でも、いくつかの数字と単語を置き換えれば、
この状況があれから60年以上もたった
21世紀の今でもまだ当てはまるのだということに驚くでしょう。

【Democracy(民主主義)  Radio Address,Jan.16.1940】

 民主主義は世界で極めて重要な関心事です。1916年、私たちは今日と同じプロパガンダを聞いていました。民主主義のため、世界を安全にするための戦争だと私たちは聞かされました。
 今日と当時で唯一異なっているのは技術の発達です。当時私は街頭で話しました。今はラジオです。これは象徴的なことです。私たちは社会の運営を改良するよりも早く、新技術を発達させてきたのです。政府はまだ戦争システムにしがみついており、1916年当時の、戦争によって解決されなかった問題は、今まだここにあるのです。
 (中略)
 戦争は常に、それが解決するよりも多くの紛争を作り出します。なぜなら、その方法自体が誤っているからです。戦争は道徳律を破ります。
 私たちは1916年、戦争という手段を用いて、ヨーロッパを救おうとしました。今日私たちは、それがどんなに惨めな失敗に終わったかを知っています。紛争を解決する方法としての戦争は、常に失敗するのです。もし私たちが、ヨーロッパの人々に「民主主義の理念を我々は信じている」と確信させようとするなら、正しい方法を用いねばなりません。
(中略)
 民主主義は行使されることによってのみ維持されるものです。私たちが代表制民主主義を見下したとき、あるいは支えるのに失敗したとき、私たちは専制に向かうのです。将来の世代に民主主義を残したいなら、今、自分たちの意見を表現することによって、個人の立場での役目を果たさねばなりません。私たちの利害関心は、道徳的責任に関わることです。どの国の男女も、戦争システムを破棄し、民主主義をうち立てることです。
 世論は、私たちを戦争から遠ざけることのできる世界で唯一の力です。ハッキリした見解は、表現されなければ、なんの価値も持たないのです。そこでみなさんにお願いしたいのは、大統領、上院議員、下院議員に手紙を書いて欲しいということです。戦争になったら失われてしまう私たちの文明に何か素晴らしいものを感じるのであれば、また、若者を殺傷することは人権への永久の傷を残すと思うのであれば、意思を表明してください。(略)今もし意見を表明できるなら、開戦を防げるでしょう。

また同じ年の5月にはこんなことも言っています。
「政府は戦争を起こすことができるということを、
心に留めねばなりません。
国民は戦争を防ぐことができます。」

ランキンは生涯ずっと、
「戦争は悪であり、それによっては何ものも解決されない」
と訴え続けました。
それは2度にわたる世界大戦、ベトナム戦争などによって
実感を伴う真実として認識されていたと思います。
そして今、同じような状況が私たちの目の前に迫っています。
世界の平和のために、という名目でイラク攻撃が開始されれば、
その結果は平和ではなく、また新たな憎しみと紛争を呼ぶことになる。
この戦争をしなかったら、
アメリカはテロで狙われるじゃないかという人もいる。
でも、戦争をすればテロの危険はなくなるのでしょうか?
そんなことはないと思う。
アメリカだけでなく、イギリス、スペイン、
そして私たちの日本さえ、新たなテロの標的とされるかもしれない。
新たな紛争を引き起こさないためにも、時間をかけてもいいから
今は国連による平和的解決の道を探し続けるべきです。
戦争への道は封鎖しなければいけません。
今日の話を聞きながら、
私はますます戦争反対の思いを強くしてきたのでした。
講師のH先生(若くてとっても聡明な可愛い先生だったのよ)、
難しい内容をとてもわかりやすくお話ししてくださって、
どうもありがとうございました。またお会いしたいです!

ジャネット・ランキン関連お話、少しだけどここで読めます。
梶原寿のページ
勇気ある女性
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追加です。
今回のイラク攻撃反対に際して若い人たちがどう動くのか、
私はとても関心を持ってみています。
アメリカとイラクの若者の対話を見ました。
イラクと日本の子供がインターネットで対話した話を聞きました。
ニューヨークでも、ロンドンでも
子供たちによる反戦行動が起きています。
日本でも高校生のグループが反戦署名を出しました。
そして先日紹介した13歳の少女の訴え。
こういうことを聞くたびに、
世界は子供たちによって変えられるという希望を持つのです。

ジャネット・ランキンが選挙運動でやったキャンペーンというのが、
やはり若者に訴えることだったいいます。
お金をかけずに彼女がやったキャンペーン、
それは、高校へ行って反戦講演をすることでした。
高校生に向かって、自分が見てきた数々の戦争の悲惨さを訴え、
ゼヒ、あなたたちの親に伝えてください、と話したそうです。
そして、もしあなたたちの親が私の考えに賛同してくれるなら、
行動してください(大統領や議員への電報や手紙)、と言ったそうです。
そしてそれが大成功だったというわけです。
高校生、pureが故に真理を見分けられる可能性も大きな世代。
だから今、世界の若者がどう行動してくれるのか、
とてもとても関心があるんです。

もちろんそのためには、私たち大人はきちんと伝える義務がある。
おかしいことはおかしいと言ってイイのだと教えなければ。
それを口に出せなくなる空気が作られないように注意しなければ。

無関心、人ごとだと思うこと、
それが正しい政治にとって一番の敵だといいます。
無関心にならない、
無関心にさせられない努力をしなければいけないんです。
思っているだけではなく、それを口に出し、行動する、し続ける。
それが本当に民意を反映する政治へと繋がるのだそうです。

世界中の多くの人々が反対しているイラク攻撃。
アメリカがやめるというまで、言い続けなければいけませんね。
そう、ジャネット・ランキンがいうように
「世論は私たちを戦争から遠ざけることのできる唯一の力」なのだから。

今日もまた長い日記におつき合いありがとうございました。





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最終更新日  December 17, 2003 11:37:09 PM
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