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April 28, 2009
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カテゴリ:映画



すごくよかったです。
印象的なタイトルなので、
映画自体は知っていたのですが、
こういう内容とは知りませんでした。
戦争映画(朝鮮戦争時が舞台)なのですが、
悲惨さだけでなく、笑いあり、涙あり。
最後はとても悲しかったけれど、
そこからは反戦の思いが強く伝わってきました。

戦争はイヤだという思いをあらためて強くします。
国や言葉が違っても、
人は仲よく助け合っていけるのですよね。
その方がずっとずっと幸せで楽しいはず。
だってトンマッコルではみんなが笑顔です。
戦地や司令軍基地ではみんなが厳しい表情で、
誰も幸せそうじゃないし、楽しそうじゃない。
どちらがいいかはあきらかですよね。

この地上にトンマッコルみたいなところが
たくさん増えていったらいいなぁ。

最後に「僕たちは連合軍ですよね。南北連合軍。」
という台詞が出てくるのですが、
ここに南北に引き裂かれた韓国の人たちの願いが
感じられるような気がしました。
一緒に仲よく笑顔でいたいのだと。

★★トンマッコルへようこそ
(シネマトゥデイ)
  
その他にもDVDを4本借りたのですが、
中に1本、すでに見た映画が……。
記憶力が……。

・つみきのいえ
・dot the i
・僕らの未来へ逆回転
・バタフライ・エフェクト



*******************

戦争中に敵同士が心の交流……というストーリー。
「ノー・マンズ・ランド」もそんな話でしたね。
昔の日記(2004年2月7日)は画像リンクが切れちゃったので、
ここにあらためて掲載することにします。

*******************

こんばんは。
今日は「ノー・マンズ・ランド」を観ました。
最初は戦争映画だから、と身構えた私でしたが、
どんどん映画に引き込まれてしまいました。
とてもいい映画でした。

【ストーリー】

時は1993年、ボスニア戦争のさなか、
ボスニア兵のチキとセルビア兵のニノの2人は、
中間地帯(ノー・マンズ・ランド)にある
塹壕に取り残されて途方に暮れていた。



お互い敵同士、信用できる人間はここにはいない。
逃げだそうとしたとたん、相手に撃たれてしまうだろう。
しかもチキの仲間のツェラは地雷の上に寝かされており、
少しでも動くと地雷が爆発してしまう。
お互いに、なぜこんな戦争を始めたのか、
どうして大事な国土を破壊するのかと責め合うが、
本当のところ、彼らには何のために闘っているのかがわからない。
そんな会話の中、敵同士の2人にも、
人間としての心の交流が生まれたりもする。



両軍からの報告を受け、窮地にいる彼らを救おうと
国連防護軍のマルシャン軍曹が塹壕にやってくる。
ところが事態は彼が想像したよりも複雑。
本部に連絡を取り、地雷除去班の出動を要請するが、
上官のソフト大佐は面倒なことには関わるなという態度。



無線で何事かが起こっていると嗅ぎつけたマスコミ、
ワールド・ニュースのレポーターのジェーンは
マルシャン軍曹と組み、救援隊を出させることに成功する。
しかし、その裏にはその代わりにスクープを、
という約束があったのかもしれない。



(この先はネタバレしますのでご注意を!)

地雷処理班が到着し、マスコミが取材のために殺到。
ソフト大佐も秘書を連れ、ヘリで到着する。
チキとニノは作業の邪魔になるからと塹壕の外に出される。

塹壕内でのやりとりでお互いの心に芽ばえた人間性も、
戦争という極限状態の中、憎しみだけが増幅され、
2人はお互いに銃を向け、撃ち合ってしまう。
ニノはチキの銃弾に倒れ、チキは国連軍兵士の銃弾に倒れた。

「俺たちの悲劇がお前たちにはそんなに面白いのか!」

それが、マスコミに向かって投げつけた、
チキの最後の言葉だった。

地雷の上に寝たまま銃声を聞くツェラ。
彼もまた悲しい現実に直面していた。
彼の下に仕掛けられた地雷は除去が不可能だという。
どうすることもできずに立ち去る国連防護軍。



塹壕内の様子はマスコミには知らされず、
「今夜の会見で詳細を伝える」という
ソフト大佐の言葉だけが伝えられる。
マルシャン軍曹もまた苦悩の表情で戦車に乗り込むのだった。



**********

戦争の愚かさだけがひどく心に残る映画でした。
敵同士が塹壕内に取り残されるという状況の中、
一触即発の2人のやりとりを
ユーモアも交えながら描いてはいるものの、
私がそれを心から笑えることはなかった。
戦争さえなければ普通の生活をしていただろう2人が
何のために闘うのかもわからないままお互いを憎み、
しかし時には心を通わせることもあったのに、
やはり最後には殺し合ってしまうやるせなさ。

監督のインタビューの中に
「戦争はそれに関わる人間の精神状態だ。」
という言葉があったのだが、
それがチキとニノのやりとりにも現れていたと思う。
塹壕の中に2人だけになったとき、
お互い相手を殺したいという気持ちはなかったはずなのに、
銃を持つとそちらが優位に立ち、相手を責め立てる。
どちらがいい悪いではなく、状況によって
2人の精神状態が簡単に変化してしまう。

国連軍大佐にも怒りを感じてしまった。
偉い人間はいつも戦地から遠く離れた、
安全で居心地のいい部屋にいるのだ。
ミニスカートの秘書とチェスをしながら電話を受け、
「関わるな」との指令を出すだけ。
前線で苦しむのはいつも普通の市民。
戦争がなければ平和に暮らしていたはずの人間。

国連軍のマルシャン軍曹がいう。
「殺戮に直面したとき、傍観するのは加勢するのと同じだ」と。
そして彼はできる限りのことをしようとするのだが、
結局ツェラを救うことはできなかった、その無力感。

そしてスクープをとりたいマスコミたち。
ワールド・ニュースの本社からは
地雷除去作業中の兵士の顔をアップでとれと指令が出される。
できればコメントもとるようにと。
遠くにいて痛みのわからない者たちの勝手さ、傲慢さ。

誰も殺さないためには、
誰からも殺されないためには
戦争など起こさないことだとわかっていながら
戦争を起こしてしまう人間の愚かさ。
それが痛烈に感じられる映画でした。
みなさんにもゼヒ観ていただきたい1本です。

最後に監督自身のコメントから印象的だった部分を引用しておきます。
訳はまた後で時間があったら載せますね。(笑)

I wanted this film to be full of all different
kinds of contrasts and disharmonies,
but I wanted the outcome to be that disharmony
and hate are unnatural,that they bring no solution.
I read somewhere that love brings harmony to
a conflict without destroying either side.
Hate does the contrary.
If hate were the ruling principle,
there would be no opposition left in the world.
But because fire and water exist,
love must be the principle that rule the world.
(中略)
But the point of my film is not to accuse.
The story is not about pointing at those who did wrong.
The point is to raise a voice against war.
        Danis Tanovic (ダニス・タノヴィッチ)

★★「 NO MAN’S LAND」(ノー・マンズ・ランド 公式サイト)






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最終更新日  April 28, 2009 10:31:34 PM
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