カテゴリ:動向
大地震でお寺や各家の庭にある灯籠が倒れてしまいました。ところで灯籠の役割は?
仏教では、灯が悪い気を払うと言われています。仏前でろうそくの火を灯していますが、亡くなった方があの世で迷子にならないための目印としての意味合いがあるのだそうです。そして、庭に灯籠を置く理由は、夜に庭を歩くための照明として使用されるためです。現在では庭の景観の一部として取り入れられています。 □灯籠の種類とは? 1墓前灯籠 基本的には2つをペアにして使用しますが、右側に1つだけ設置することもあります。仏教と神道の灯籠では形が変化し、仏教では丸型、神道では角型が使用されます。 2春日灯籠 見た目に特徴があり、円形の竿を持ち、六角平面の形をした火袋があります。六角平面の四面には鹿、残りの二面には月が彫られています。春日神社の回廊や社殿によく使用されていることから、この名前がついたと言われています。 3雪見灯籠 これは、春日灯籠と違って地面と火をともす部分の間に柱が無く、高さは低いのが特徴です。高さは低いですが傘が大きく、足が3本で支えられているので、高さは低いものの大きく感じます。そして、この灯籠は水面を明るく灯すことが役割なので、池のそばに設置されている場合が多いです。 4置き灯籠 柱がなく、石の上にそのまま設置された灯籠です。庭園で良く使用されています。これは、暗い庭を移動する際に、足元が良く見えるように設置されています。特徴としては形の種類が多く、上部が大きくなっている物から、独特な形状をしている物もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 12, 2024 09:33:51 PM
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