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カテゴリ:登山・ハイキング
かっては、西丹沢の秘峰と云われた菰釣山(こもつるしやま)。以前は、山中湖側の山伏峠と東の城ケ尾峠(じょうがおとうげ)を結ぶ稜線歩きの過程で登られた山であったが、今では、道の駅どうしから道志の森キャンプ場のある三ケ瀬川(さがせがわ)西沢林道から稜線に出て山頂に至るコースが出来ている。登高意欲を掻き立てられた当時の文献にいつか行って見たいと思いながら宿題となっていた山にやっと行くことが出来た!下山は、稜線を東進して城ケ尾峠から道の駅道志へ下る周回コースを設定した。
なお、菰釣山と云う一風変わった山名だが、名の由来については、日本山名辞典(三省堂)によれば「天保年間1830~44甲斐と相模の国境争いの時、平野(甲斐側)の明主、長田勝之進が山頂に菰を吊るして生活し、ここで境界を測定したことからこの名がついた」とある。 朝5時過ぎに静岡市を出発!すべて一般道を使って、道の駅どうしに着いたのは7時30分、思ったよりも時間はかからなかった。山中とあってすでに標高は705mある。無風快晴真っ青な空と眩いほどの朝陽に気分も高揚時間はたっぷりあるので山里の空気を思い切り吸い込んで道志川周辺を軽く散策してみた~ 道の駅どうしの後方に見えるのは鳥ノ胸山(とんのむねやま)だろう~これも宿題となっている山だ! 身支度を整えて、まず道志川に架かる中山橋を渡る~ 左奥が菰釣山への稜線に違いない カメラでズームアップしてみた~ この冬枯れた稜線歩きは楽しそう~ 三ケ瀬川の左岸に沿って、舗装の車道を歩けばじきに道志の森キャンプ場(775m)だ~森と清流に囲まれて四季折々の自然が楽しめる。予約不要と云うのもうれしい~ あたりは、早くも、朝食の支度か白い煙と肉を焼くいい香りがあたりを漂っている。 落合橋が西沢と東沢の合流地点、渡らずに、往きは直進して西沢に沿って歩を進めるがこのあたりから道はダートに変わる~紅葉は今このあたりが盛りなのだろう~ 西沢の左岸沿いの林道を歩く~ まだ紅葉の残る林道歩きはさして退屈しない~中高年の先行者がひとり、今日出会ったのは、他にもうひとりのみ、静かな山歩きが楽しめた 林道に通行止めのチェーンがある箇所で左の小沢を渡り、左へカーブして行く林道歩きが続く。(案内標識あり)~ しばらく林道を歩いて、、、 林道の右の明瞭な標識に従って、いよいよ山道歩きが始まる~沢の中を歩くのであまり明瞭でない箇所もあるが先々に付けられた赤テープを追っていけば道に迷うことはない。(なお、林道は、まだ左方向に延びているのでここは要注意) 黄葉を鑑賞しながら左岸を往く~ 数分で右岸に渡る箇所あり~目印として倒木にいくつもケルンが積んであるのでわかりやすい~赤テープでマーキングされた山腹を行けばいつしか急な沢床を歩いている。写真でやや右に見えるV字型の沢で、これがブナ沢であろう~ 急登が続くブナ沢をつめる~ やっと着いた稜線がブナ沢乗越~菰釣山へは右へ1kmほど、、。 青空に雲の流れが早い!落ち葉が舞う~稜線はすでに初冬である~道志川方向から吹く風が強くて、ここで風除けジャケットを羽織る~ しっかりした造りの菰釣山避難小屋を通過~ 小屋の中は、すっきり整理されて快適そうだ!機会があれば一晩泊まってみたくなる小屋である~ 相変わらずの強風ではあるが気分は爽快!足取りも軽い~ 念願の菰釣山(1379m)に到着~ そしたら、あれほど吹きまくっていた風がピタリと止んでいた~まるでボクを歓迎してくれてるようなぽかぽか陽気なのだ~ウットリして眠気さえ誘う小春日和に心が安らいだ そして、小広い山頂からは、西側に雪を纏った富士山、山中湖が見えている 文句なしの絶景誰もいない山頂を独り占め!わが静岡県側から眺める富士山とはまた異なる味わいがある~ 宿願だった菰釣山から「冠雪した富士山」を撮るために今日まで待った甲斐があったというもの 右の吉田大沢やブル道もはっきり見えている~ 富士山の左側には、三国山塊、愛鷹山塊も、、 そして、道志山塊の最高峰、御正体山(みしょうたいやま)1681mが北西方向にドンと居座る~ 充分に絶景を堪能、再度、富士山を見納めて城ケ尾峠にむかう~ 丹沢山塊の主峰群を樹間から遠望~ 避難小屋、ブナ沢乗越を過ぎ、アップダウンを繰り返して、ブナ沢の頭(1290m)を通過する~ 中の丸(1280m)を通過~なお、稜線は東海自然歩道になっている~ このあたりからは、谷を隔てて正面に菰釣山と右に富士山が見える格好になる~ 駿河湾と伊豆半島を遠望~ 痩せ尾根通過~ 遠く目を凝らせば大島と相模湾、小田原市街か? 三等三角点のあった城ケ尾山(1199m)の山頂~ちと疲れも出てきたかなあ~ 城ケ尾峠(1160m)着~時間はまだ2時前だというのにだいぶ影が長くなってきた~ ここは、見逃し注意!稜線とはここでお別れだ!ここより道の駅どうしに向かって下りとなる。 城ケ尾峠直下にて~なんだか名残惜しい! ロープの張られている危険個所は3ケ所だが、3つめのこの通過がいちばん危ういところ! 以後は、快適な山道を下り切って、鎖の張ってある林道に出た。 右に曲がり、すぐの水晶橋を渡れば、以後はすべて林道歩きとなる。 三ケ瀬川の東沢に沿って歩けば道志の森キャンプ場の一角に出る~ キャンプ場の中を歩いて落合橋を渡り、三ケ瀬川左岸沿いに歩いて、道の駅どうしに戻った~ 今日歩いたコース図だがタイムはさしてあてにならないので注意! 思い入れの深かった山だけに、ついシャッターを押しすぎ200枚近くも撮ってしまったので、取捨選択し削除することにひと苦労フィルムカメラの時代では考えられないことだが。最近はどうもそんな傾向が強いので反省しているのだが、山に入ってしまうとあれもこれもとついついシャッターを押しまくってしまう~従って、ブログの投稿も遅れがち、日が経つに従って当時の感激が薄れてごく平凡なものになってしまうことを懸念してはいるが、これもトシのせいだろうか? なお、今は、どうなっているかわからないが、国道413号沿いの白井平から道志川を渡りブナの丸北尾根を登りつめ稜線に出て菰釣山をめざすルートがあるらしい。ブナ、カエデ、カラマツの美しい尾根だそうなので、これもぜひ辿ってみたいものである。 <参考コースタイム> 道の駅どうし8:15~8:40道志の森キャンプ場~(林道歩き)~9:40菰釣山登山口~10:15ブナ沢乗越~10:30菰釣山避難小屋~11:00菰釣山11:15~11:50菰釣山避難小屋~12:00ブナ沢乗越~12:20ブナ沢の頭~12:40中の丸~13:35城ケ尾山~13:45城ケ尾峠13:50~14:20林道(城ケ尾峠登山口)~(以後、道の駅どうしまで林道歩き)~14:35ゲート~14:45水晶橋~15:10道志の森キャンプ場(落合橋)~15:55道の駅どうし 歩数計→29970歩 2.5万図 御正体山(みしょうたいや お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 28, 2023 05:38:54 AM
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