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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2009.02.04
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カテゴリ:09本を読む
ヴィゴ・モーテンセン主演の映画「アラトリステ」を観て、5冊の原作を1つの映画のストーリーにまとめたとのことだったので、その原作を読んでみようかと思った。



アラトリステ(1)


この第1作では、2人のイングランド人の暗殺を命じられたが、その命を助け、自分が窮地に立たされるところまで。

第1作の部分は、映画が忠実にストーリーを追っていたと思うけど、命を助けられたイングランドのチャールズ皇太子の、アラトリステに対する「お返し」は原作の方がはっきりと描かれている。

沈みつつある大国スペインの描写が興味深い。
後進国であったはずのイングランドとの政治的駆け引きに苦慮しているところや、絵画のベラスケス、ルーベンス、文芸ではベガ、バルカ、ゴンゴラ、ケベードら、実在したきらびやかな才能が物語の中で動きまわっている。

読者として読むには、魅力的な国と時代。


表紙のアラトリステはいかにも剣客という感じだが、ちょっとやぼったく、ヴィゴ・モーテンセンの、うらぶれた姿がかえってかっこいいアラトリステ像がまぶたに残っていて、映画のイメージがスタンダードになってしまっている。

引き続き(2)巻以降も読む予定。





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Last updated  2009.02.07 13:28:21
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