幼児虐待が増えるのは?
戦後、農村部から都市に人々が大移動。都市部で育った多くは、自分の生活を楽しむ傾向にあり、子育ては自由放任となり、子供たちは母親から十分な充足(スキンシップ等)を与えられなかった。非充足状態の子供たちが母親となった時には、祖父母もいない、どのように子供に接すればよいのか=どのようにして愛情を注げばよいのかがわからない、かつ、集団で行っていた子育てが母親一人に押し付けられ、不安だらけの状況に陥る。さらに、家庭には課題も無く、もちろん共同体規範も継承されておらず、叱る規準すらわからなくなってしまった、結果、母親は感情のおもむくまま子供に接することになる。子供が泣き止まない、言うことを聞かない状態において、不安ややり場の無い怒りを力で、暴言で子供にぶつける。これが虐待の増加してきている構造ではないだろうか。もちろんすべての母親が陥るとは思いませんが、大なり小なり影響を受けており子供に伝承されていると考えられます。さらに将来を考えると、虐待を受けた子供は虐待を継承する可能性が極めて高い。このような状態に陥る前に・・・・・応援してね。 ⇒ Blog Ranking