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ピアノ調律師の日々

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2007.03.26
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先日杉並公会堂でトリオの演奏会を開かれた、A先生のお宅に調律に行ってきた。

ここは、ほぼ1世紀前のベヒシュタインとヤマハが置いてある。
Bechstein/Yamaha


まだ横浜にショールームがあった時代に、このベヒシュタインを選んで下さり、それからおつきあいが続いている。
しっとりとした響きで、モダンピアノと言われる現代のピアノになって間もないこの楽器は、ヤマハととても対照的な響きで面白い。
特に高音の朴訥とも言えるベヒシュタインの響きが、現代のモダンピアノには感じる事の無い趣がある。
造りを見比べてみると判りやすい。

ベヒシュタイン高音部

Bechstein Agraffen



ヤマハ高音部

Yamaha diskant



ベヒシュタインの高音部はすっきりした感じがする。フォルテピアノの延長と言った感じで、鉄骨が少なく、ユニゾンが真鍮のアグラフという部品でひとまとめにされている。
と、構造が結構違う。

今日は、ベヒシュタインから調律を始め、次にヤマハを行ったたが、いつも立て続けにベヒシュタイン+他のメーカーを調律すると、違う味の食べ物を口に入れた時に感じる(例えば、赤出し味噌汁と普通の味噌汁のような)「およよ」という違和感を始めの数分間体験する。

こういう風に違う個性のピアノでレッスンをするのは本当に楽しい事だと思うし、頭も柔軟になって行くように思う。
A先生、今日はありがとうございました。お茶菓子美味しかったです。





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最終更新日  2007.03.26 23:21:26
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