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大きなピアノが入ってきた。。
先日、S市のホールに査定に行ったピアノがやってきた。 でんと工房に居座るD君に、M嬢が果敢に脱弦に挑む所から、修理が始まった。 随分、ホールでは酷使されていたようで、あまり古い楽器ではなかったが、高音域は断線跡が多く張替えの形跡が何本もあった。こういう場合、鉄骨のブリッジから磨き直したい。 しかし、フルコンと言うのは、形状が美しい。 どこかが黄金律になっているのか、均整が取れた格好だ。 前に、ベヒシュタインのフルコンサートを資料として起して撮影をした時にも、形状の美しさにしばし時を忘れて見入った事があった。 M嬢の努力の介あって脱弦が終わり、上から響板を眺めてみる。 奇麗な形だ。。 修理後の響きのイメージが頭に浮かんでくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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