歳を取ってから、いろいろと自分の体が変化しているのに気がつきます。
まず、若い時は、むやみに熱かったのが、今は、皆が暑いと言っていても、まったくそう感じなくなりました。

そして、手足がいつも冷たいのです。
もう、末端まで血が廻りにくくなったのかもしれません。
寝るときでも、靴下を履いた方が、足が温もってよく眠れるような感じがします。

それと、耳が遠くなったこと。これは年相応だと思いながら、今のところは、何の手当もしていません。それと、嗅覚もかなり、衰えていると感じています。

五感（視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚）の中で、視覚は、随分前に手を打ち、白内障の手術と共に眼内レンズを入れ、５０年程のメガネ生活に別れを告げました。

後の聴覚・触角・味覚・嗅覚は、衰えを感じながら、生まれた時からそのままです。
ところが、その衰えを感じる嗅覚を利用して、認知症の兆候をつかむ簡易検査キットが開発されました。

認知症は一部で、初期段階に嗅覚異常を起こすそうで、正確に臭いを把握できない人は、発症の疑いがあるというのです。それをテストする検査キットが発売されたのです。

私は、鼻うがいをします。鼻から掌の水を吸い込み、口に流します。花粉症のこの時期は、一日４～５回行います。この鼻うがいを激しくするようになって、嗅覚が衰えたと思っています。

最近の研究で、認知障害が発症する２０年程前から脳細胞の衰えが始まり、嗅覚障害や不眠、うつ症状が出ることが分っているそうです。このニュースには、気になります。

この認知症は、国内の６５歳以上のうち２０１２年は約４６２万人でしたが、２０２５年には７００万人を超すそうです。その時、私は８４歳であり、どうもその中の一人である感じがします。

臭いを聞き分ける訓練をしたいと思いますが、どうすればいいでしょう。
ご存知の方がありましたら、教えて下さい。

合掌