カテゴリ:会長日記
いつも固い話ばかりで、申し訳ありませんが、毎日ブログを綴っていると、ネタが無くなるものですから、仕事の中で、パッと思い付いたことを、書くことになります。
そうなると、自分には、当然、稲盛塾長からの教えがベースにありますから、どうしても、少し硬い内容になります。 塾長の教えといえば、その基本は「京セラフィロソフィ」になります。
そのフィロフィの根幹にあるのは、「人間として正しいことをする」です。 何をするにしても、すべての意思決定の際は、この「人間として正しいことをする」が、ベースとなります。
こういえば簡単そうですが、現実は、大変難しいことです。 人間として何が正しいかという判断基準は、子供の頃に両親や先生から教えられ、人間として守るべき単純でプリミティブな教えというのです。
「欲張るな」「人を騙していけない」「嘘を言うな」「正直であれ」 言葉で表せば、公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、親切、思いやり、謙虚、博愛といったところでしょうか。
それと、先程難しいと言いましたのは、「自分と違う意見を、採用する勇気があるか?」ということです。 誰もが自分で得た経験を基にしています。しかし、それが全てではありません。
その際、気の合わない人、普段よからずと思っている人の意見を、素直に聞き入れる ことができるかどうかです。 どうしても「誰の意見」かが先に立ち、「何が正しいか」の見極めが難しくなるのです。
そして、自分の経験が、すべて先に立つのです。 全く、自分を無にして、ごくシンプルに「人間として正しいこと」を、見極めることは、大変難しいことです。
合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/04/13 07:50:29 AM
コメント(0) | コメントを書く |